難病対策 by マサコ

難病の数は現在5000から7000あるとされていて、多くが効果的な治療法がないままになっている。
たとえば私の抱える化学物質過敏症や電磁波過敏症には、症状を和らげるいくつもの方法があるが、それは健康な人が生活するよりはるかにお金がかかる。
治ることがない病でも生活を少しでも快適にと思うのは人情であるし、治療法の開発を願うのは当然である。

新政権は来年度の予算の概算要求で、難治性疾患克服研究事業(難病研究)予算を100億円から75.5億円に減らそうとしている。

高速道路無料化に向けては1兆1000億円の経費が必要とされているのに、である。

スエーデンではとっくの昔に電磁波過敏症の患者は、身障者と認められている。
いわゆる電磁波対策も万全というのに、日本では、いまだに全てが野放しで、この過酷な病は、普通の人たちはもちろん医者からも理解されることが少ない。

化学物質過敏症の体験としては、こんなことがあった。
ある食堂のチエーン店は、添加物なしを謳っていた。ある店で安全と思って食していたものを、別なチェーン店で食べてみた。
料理人のせいか、店長が指示する仕入れ先のせいか、私の口内の粘膜は、あっという間に全部むけてしまった。そのせいで、丸1日は体調に苦しんだのだ。

もうひとつ、5年ぶりの歯科医院で、つばがよく出るという薬をつけたが、数時間後、激しいメニエール症候群が現れて、まっすぐ歩けないわ、寝ていても部屋が回るわ、鋭い耳鳴りがするわ・・・・
さんざんな目にあった。

いずれも科学汚染が進んだ現代に起こるアレルギーと思われる。

落伍者と、ひとまとめにくくられる人々は、自分の運命や生活が自分の努力や意志によって、どうにもならない人のことなのだろう。
健康というはしごの段をはずされ、一気に突き落とされれば、通常の生活をあきらめ、天も社会も人をも恨まず生きるしかないのである。

こうした落ち目の人々への援助を惜しんで、1日400万円、年にして14億円もの官房機密費を調査して公表する気のない はとぽっぽ とはいかなる人物なのだろう。
官房機密費は、いかにも怪しげなお金で使い道は一切不明だった。「国会議員のかけマージャンに使われている」という噂まで飛んでいる。もっともこれは冗談かもしれないが。

餓死者を出す社会は難病にかかっているのではないか。
チャップリンもシェークスピアも言っている、
「分け合えばあまる」
の心がけも実行する人が少ない。

餓死する人が大勢いると思われる場所を散歩すると、帰宅してからの自分のあまりの食べように、怖くなって出かけられない。

この世の中を造っているのは神様なのかしら?


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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-11-19 14:17 | グループスピカ | Trackback | Comments(0)

大手拓次雑感 by マサコ

大手さんは不思議な詩人である。

父が買ってくれた日本の詩歌全集に、藤村・光太郎・春夫・白秋・朔太郎のように、丸ごと1冊分の拓次の詩や散文が載っていたら、10代の私がどう反応したか、それは興味深い。
この全集のしおりの中の一郡の「群馬の詩人」の中にも彼は入れてもらえていない。
全31巻の「日本の詩歌」中の「日本近代詩集」の大勢の中にパラパラと2~3の作品が入れてあるだけ。

大手さんは追いかけると逃げていき、端にいても存在感がなく、遠くにいるとあまりにも大きく、内容がよくつかめない。次から次へと、妙チキリンな表現力がよくもまぁ続くと思う。

ある時は解き放つように、またある時は絞りきるように、宇宙大とも思われる作品郡を残した。
約2400編あるその詩を部屋とすると多すぎてその一部屋ずつに、他の大手ファンの力を借りることなく入り込むことができない程だ。
だから思いもかけないときに他のファンの紹介で作品に触れると、拓次と共に野や山、空や草花、彼の感じている人生への共感や色・匂いを共有することができるかもしれない。

悪い言い方かもしれないが「人間離れ」をした詩人といえる。
それが、生前また死後も多くの人たちに理解されることがなかった所以であろうか。

大手拓次の不滅の魅力は、人間であることの美しさを求めて詩を書いた、その真摯な一念と言い切ることができるような気がする。

10代の頃から大手拓次の詩に親しみ新大手拓次全集の出版を待ち望んでおられる編集者の原子朗先生によると、拓次はロシア語の聖書まで持っていたという。

絹の名産地の出身で、美しい絹しか着ていなかったという拓次。拓次の世界のひとつである共感覚に通じる読者に多くの反応があることを願って止みません。

菊薫る11月16日

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-11-17 14:37 | Trackback | Comments(0)

大手拓次ファンへの手紙 by マサコ

深まりゆく秋をみなさま、いかがお過ごしでしょうか?
日本の失業者が365万人を越え、ヨーロッパでは3人にひとりが失業の恐怖にさらされていると聞きます。

そのことと自室で静かに拓次の詩を読むことに何かつながりがあるのだろうか?と考えてしまいます。

お話は変わって、大手拓次研究会で彼の詩の世界について講演をなさった詩人の吉増剛造さんが、11月11日NHKテレビの「日めくり万葉集」で、解説をなさいました。

和銅4年に淀川沿いの姫島で恐らく餓死したであろう乙女の屍を見て悲しみ合われんで詠まれた歌

みつみつし
久米の若子(わくご)が
い触れけむ
磯の草根の
枯れまく惜しも
 
       河辺宮人

共感覚的解釈の氏の才能の豊かさに敬服しました。
詳しくはNHK「日めくり万葉集」2009年11月号、35~37頁。

原子朗先生のお話によりますと原先生編集の大手拓次詩集(岩波文庫)は第4刷になったとのことです。

私は今秋、この詩風で、今まで読み切れなかった「風の言葉」の作品に心を打たれました。
209年11月29日安中市のふるさと学習館で、この詩が朗読されることを「花野」というニューズレターで知り、偶然に嬉しくなりました。
(以上、手紙)

大手作品は、好きな人とそうでない人にはっきり分かれる。
それはなぜなのか?
100人が100人全部同じように理解される「風」「匂い」ではないからか?

あてがいぶちの、決まり切った、お仕着せの作品ではない。
受け取った側が、どうするか?みたいな波状を感じる。
というわけで一生かかっても大手拓次はわかることのできない詩人だと思う。
わからなくてもただ、こんなに愛せる人が作品をたくさん残して下さったことが幸せ。
(以上、ひとりごと)


風の言葉


こは白らの影を帝王切開するの歌にして
無限の実在たる神の意識へ昇華せむとする
わが最初にして最後の里程標なり


秋の日は 眼をとち”、
風は みえがくれに わたしの心を追ってきたのだ。
風は ながれの枝をふりかざして、
うなだれた わたしの心を むちうつのだ。
風は みづにおぼれた銀色の言葉をもつて、
ゆれてゐる わたしの心を さそふのだ。
風は おちちる ひとひらの木の葉をもって、
地にふしてゐる わたしの心に よりそふのだ。
しろざめて すぎゆく風は
そのおとづれもなく ひかりのはねにかくれて、
わたしの さだめない心の月を おびやかす。


風は 微笑の丘をきずつけて めぐり、
うつうつとした うまれない花の幻を うばふのだ。
風は ところもあらず しろいかげをよびかはし、
まよひゆく ひとみのやうな大空をゑがくのだ。
風は とぎれとぎれに はなれゆき、
すがたもない 心のたそがれを みおくるのだ。
風の脚は くさのあひだに いざよひ、
また みづのおもてに 眠り、
はつるところなく その波立てる小径をあゆみ、
うすぐもる 黄金の鐘を 鳴らすのだ。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-11-13 14:17 | Trackback | Comments(0)

10月はいろいろ (4)篠山

枝豆のシーズンだ。10月中旬1泊して収穫の旅へ。

泊まった宿




収穫風景。3人で9時半から1時半まで、つまり12時間労働で1畝の枝豆を「さやつき状態」にする。
枝や根っこは残していける。根つきの方が長く新鮮でいられるとのことだが、車に入りきらない。
ちなみに1畝で1万円を農家に払う。



篠山市内を結構回る。4ヵ所回れる券を買って途中で昼食(おいしい店見つけた!)。

歴史美術館→青山歴史村→篠山城大書院→最後は大急ぎで行った武家屋敷安間家資料館。





車で行くと篠山は近い。K先生はそこに家を建てた。M先生はそこに別荘を買った。
年をとると農業に、いや自然に親しみたくなるのだろうか?
しばらくは枝前取りが行事になりそう。昔山で使って長いこと眠っていたニッカボッカは農作業に最適だ。

移住者の先駆者、10年以上前に移り住んだ彼女はマサコさんの親友。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-11-11 14:18 | Trackback | Comments(1)

10月はいろいろ(3) 鞆の浦  by ノリコ

ふたりは尾道でもう1泊して10月5日、
「鞆の浦に行こう」
差し止め判決が出たのは10月の始めころでタイムリーなこと、この上ない。

今治まで行ってバスに乗る。バス停の少し先で海が目に入る風景


左の方に回ってみる


ずんずん行って・・・


突き当たり付近にある突堤から振り返る


突堤から港を見る。船がいっぱい


突堤を進む同行者


観光案内図でこの付近にあるお寺に行こう。
この階段を登ればいいのかな。おやおや行き止まりだ。
道がなくなってしまう。誰も通らないのかなぁ。

それは民家の通路だったのです。
滑る山肌を久々に体験してスリルを味わうも、後退・後退。

人家の間の細い道をたどって少し進むと立派な石段がお寺に続いていた。
下りもさらに立派な階段があった。

今度は右の方へ行こう。

この道を出ると何かがあるそうな。


通りを出たところのお店の前に男性が立っている。
観光客にお酒(保命酒)を振る舞っており、試飲させてもらう。
同行者が買うというので、私も買い(お土産用)、自分のためには絵はがきを買う。
こんなに買ったのだからと、重い荷物を預けさせてもらうことに。

おや、店の男性が案内してくれるとのこと。
観光客で賑わう灯台まで1本の道。その左右は古い町並み(写真なし!!)

「判決が出たのでお客さんが増えましたか?」
「いやまだ出たばかりだからね」
「あら私たち、だから来たのよ」
「そんならふたりは増えたわけだ」

灯台の右にいる男性が、販売店のボランティアをしていた案内人。
港の階段のこと、船の修理場のこと、貴重な生物のこと、ポニョの宮崎駿監督が泊まり込んだ家のことそして運動のこと・・・
彼は原告ではないが、守る会の事務局だという。



灯台から細い道を振り返る。結構観光客がいる。


彼と別れて港を反対方向にたどる。
お目当てのなんとか神社まで行く途中、有名な信号機を見る。車両がすれ違うことができないので、時間によって一方通行となる。赤と青だけで黄色信号がない。
向こうから車が来なくても、赤の車は延々待たされている。
そこを過ぎると大きな道が整備されていた。

神社からもどり「いろは丸展示館」で坂本龍馬の話しを知る。2階にある彼の像に、同行者はあっと驚いたそうだが、私は彼女からその話を聞いていたのでそれほどびっくりしなかった。

細い細い道、建物によってさらに狭くなる。
後で判明したが、これは「入江保命酒資料館」の建物で次々と建て増しされたとか。
ここではボランティア?が丁寧に説明してくれて、興味がつきない。龍馬よりは必見の場所であった。


インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-11-11 14:11 | Trackback | Comments(0)

10月はいろいろ(2) 尾道 by ノリコ

しまなみ海道ウォークは3日で80km、あるいは2日で80kmの外にいくつもルートがある。
80kmなら2日で十分とふたりは考えた。もうひとりが2日目からしか参加できない、ということもあった。

でも10月2日も仕事を休んで午後早くに尾道駅に下りる。

観光案内所で
「半日で尾道を見るならどこがいいですか?」
「そりゃぁ、千光寺ですね」

荷物をホテルにおいてタクシーでケーブルカーの駅まで。

強風と雨で何も見えない展望台
文学の小道


資料館3つも見たと思うが、誰だっけ。
ネットで検索した→中村憲吉旧居・志賀直哉旧居・文学記念館(林芙美子)

文学記念館で「是非これを見て帰りなさい」と言われて、写真を撮ったのは天寧寺の五百羅漢堂だけ。
5時までだっけで閉まるというのでがらりと扉を開いて飛び込んだら目にはいったもの。
薄暗い室内の下から上まで500羅漢さんがじっとこちらを見ている。
きちんと見えますか?



さてふたりがてくてく歩いているときに、尾道に戻った私はさらに半日以上暇である。
初日のようにアップ&ダウンはこの足では無理ね。ひたすら水平に歩くことにする、といってものろのろだけど。

最初の目的地、おのみち映画博物館に行くまでにあった海神社、尾道は漁業の町でもあった。



映画博物館たっぷり時間をとって座り込んで映像を見る。
小野安二郎のこと、尾道のことがよくわかった。

その後近くの元郵便局だっか銀行だったか、歴史博物館を覗いたが、ここはあっという間に終わった。

最後に足を伸ばして爽籟軒庭園に寄る。


ホテルにもどり、入浴後一眠り。
夕方ふたりを迎えに出発地点に行く。参加者のために今治から尾道まで格安バスが出ているのだ。

集合してホテルで夕食、1日遅く来たひとりは今日中に帰るといって、コーヒーを飲まないであわただしく駅に向かった。

翌朝、食堂の目の下は、船着き場





インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-11-11 13:07 | Trackback | Comments(0)

10月は いろいろ(1) by ノリコ

しまなみ海道ウォークに参加し初日(3日)の40kmはなんとか歩いたものの、翌日はあっさりリタイヤ。
過去に、といってもだいぶん前のことだが、六甲全山縦走56kmの経験は何回もあるので「2日で80kmなんて」と思っていたこと、ジムに通い出して自転車こぎやウォーキングさらには筋トレもして1年6ヶ月もたつこと、で少々見くびっていたか。結局膝裏の痛みのためにジムに行くまでに2週間を要し、11月10日も足の動きがぎこちない状態である。
歩くだけなのにこんなに難しいことを認識した。また山歩きを始めたい。

出発場所尾道

尾道から対岸の島には船で渡る

土曜日なのに学校に行く生徒が自転車で


お宿ではごちそう

手をつけることができなかったあげもの

あとの写真は失敗と取り忘れです。

リタイヤしなかった同行者ふたりは翌朝今治に向かう


やっと橋を撮影したのは尾道へ向かうバスの中から。それまではそのようなゆとりが全くなし


マサコさんに「今治に行くならどこそこのタオルね」
と言われていたが、今治にはたどり着けず。
参加者に配られたカーキ色のタオルと鞆の浦で買ったお酒?がお土産に。

なおゼッケンも布ではなくてタオルだった。
3枚目の写真でみながリュックにつけているものです。今私のところでは台ふきんに使用されています。


インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-11-11 09:30 | グループスピカ | Trackback | Comments(0)

香り by マサコ

急須が壊れてしまって、濾し器の部分だけいくつも残っている。
それを出汁濾しとして使う。
きめの細い金属やら細いビニールのやら。
山芋等、多少鰹節の粉が残っていても平気なのは金のこしで十分。
お澄汁や白みそ風のおつゆは、最善を尽くして美しいスープにする。

朝、急須を見つけきらないとき、私はこし器をカップに載せて緑茶を入れる。
途端にかつおの匂いだけのお茶が入る。

寝ぼけているので、私の口臭もここまで来たかと落ち込むが、徐々に状況がわかる。
漆のお椀では香り高いと喜ばれるカツオの香りもティーカップの中のみどりの液体で、お茶の香りを期待していると、とんでもない下品な匂いとなる。
何度もお湯を指して中立が生まれるがお茶の香りには行き着かない。
茶葉を上から嗅いでもカツオそのままの匂い。
粉茶がきついようにカツオの粉の部分は最も強烈に匂いが出るのだろう。
移り香といって現物がなくても容器に匂いが残るのだ。

香りの中で最高のものは愛の香りだ。
自分を解きほぐしくつろがせる愛の匂い。
自分の心だけが産出できる世界でたったひとつ自家製の匂い。
人をけなさない、腹をたてない、不安がらない、未来を決めない、
過去のできごとを算定しない。

自由な香りは遠くの見知らぬ人にまで及ぼすのかもしれない。
何よりも本人が楽になる。
来世は人の匂いで病気を診断し、ハーブを調合して健康の手助けができるお医者さんになりたい。
人の歯に危害を加えない歯医者にも、カットが上手な人にも、なってみたい。

おやおやまた生まれて来たいの?性懲りもなく。



インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-11-07 14:12 | Trackback | Comments(0)

国会中継  by マサコ

母はよく国会中継を見ていた。
お相伴で私も見ていたが少しも面白くなかった。

その頃家には4人の子どもがいて、みんな体が丈夫でなかったせいもあり、国家公務員のベースアップとか人事院勧告という言葉には私も敏感になっていた。

のり・しいたけ・山芋は、超高級品であり、母と共にとろろ汁を作るときは大変な儀式であった。

昔むかし、なんの躍動もない、貧しい家庭には無関係に思えた国会中継が今や日本で一番面白い番組になっっている。
中継の後はワイドショウで、色々な人の感想まで聞ける。国会が茶の間と直結しているのを感じる。

××党の議員達の質問は、彼らが何も勉強していないのが丸わかり。いやらしくて汚い。知能指数すら疑ってしまう。

△△党の人からは、知らないことを色々学べて、日本と外国のやり方がそれぞれどんなに違うか教えてもらえる。
たとえばオランダは輸入作物に35%課税して、自国の農業を守っている。だのに日本は、どれくらいか、ご存知ですか?
私は知らなかった。
農家を個別に支援するよりも大本が大切で「これでは穴のあいたバケツに水を入れるようなもの」と文学的表現で状況を説明していた。
私は、□□党が、基地問題で、大臣達の考えや意見が違うのはいいと思う。それが外に漏れるのがおかしいと言う人がいるが、率直に自分の意見が言えるのはいいことだ。どの人にとっても100%満足なんて解決はない。
首相がテロの攻撃を受けるようなことがあれば、ようやく日本は「あの人は本物」と褒めるのかもしれない。


インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-11-07 13:14 | Trackback | Comments(0)

金閣寺 by マサコ

ロシア語講座のスキットに金閣寺・龍安寺が登場した。
金閣寺といえば三島由紀夫の小説がロシアでも訳されていて有名らしいけど、私は三島とは相性が悪い。唯一の接点は三島がニーチェのことを「本質的に耳の人」と言ったことだけだ。

昔、母が「金閣寺は頭の狂った人が焼いた」と教えてくれた。
TVでそのいきさつが詳しく紹介されて、私にはショックだった。

檀家20軒しかない貧しい漁村のお寺。父親は肺結核で亡くなり、母一人子ひとり。英才教育の末に修行僧として金閣寺に入る。
都に来れば、大変なお金持ちを見ることもあり、自分よりはるかに頭のいい人たちに囲まれてしまう。八方塞がりによって彼は追いつめられたのだ。

金閣寺は彼のあこがれであり自己投影の対象だった。それをマッチで火をつけてしまった。

男性のコメンテイターたちは、こぞって母親の過剰期待、金閣寺は彼にとって母親であり、それを焼いたのだと言う。
こどもに「金閣寺」となってほしいという願う親、そんな母親が多い現代にも通じる話である。
家事を切り盛りする仕事は大変でも家の中では天下が取れる。ところが母親にとって、家事はして当たり前、しょうもない人のする仕事としか思われない。
「母親が認められるのは、いい学校に入学させて、華々しい職業につけたときだけ」、自己表現の場が、子どもか孫の自慢しかない、という多くの主婦がいる。

自分が期待していたものになれなかったことについて、私には、どうもピアノのことがひっかかる。
私の生い立ち、自分自身の夢が育てた心の葛藤だろうか?

金閣寺に放火した修行僧は、凶悪だった訳ではない。誰にもある心の底の思いを誰かに知って欲しくて火をつけてしまったのだろう。

「金閣寺は焼けてもいいけれど、あなたが焼けなくて良かった」と言ってくれる人を求めていたのだ。

今、田舎のお寺には誰も住んでいない。
事件後の1955年修行僧もまた結核で亡くなった。
事件直後、警察に事情を聞かれた母親は「あの子が真っ黒になればよかったのに」と言い残して帰りの汽車から飛び下りた。

「君は君のままでいい」
こんな丸ごとの愛情を、どれだけの人々が得ることができるだろう。





インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-11-06 11:48 | Trackback | Comments(1)

土曜日 by マサコ

朝のTVのロシア語、続いてラジオのアラビア語を聞けなかった。

7時半に起きて、2人の姉とゴソゴソしていると、あちらは9時半にジムに出発。
私は出汁をとって、お昼の仕度。
とろろ汁とギンナンのお吸い物を作る。
カナダはヴァンクーヴァーからの「イクラ」が昼食のメイン。
11時半に姉たちが帰宅。

それから、昆布やおかかの処理に、また料理を始める。
かしわのもも肉でスープを取り、
白菜の青い所でミンチ類のものを包み、カレー味にする。
ゴボウや蓮根で五目ご飯を作り、明日、水泳に行く上の姉のお弁当。
野菜のおかき風の海苔のおにぎりを,いろいろな形に作る。

篠山の黒枝豆を茹でるのに、捨てるには勿体無いと使い込んだ昆布を入れた。
茹で上げてざるに取ったあと、少しの水分で1人用の土鍋釜で茹でたので、
アクが強いかなと思って、出がらしの紅茶の葉をばらまいて、
皮から出る青味(臭さ)のせいか、テーブルの上からは、少し紅茶の香りのする枝豆になった気がする。

食材たちは、
「このおばあさん、どうして次から次へと妙なことばかりするんかのう」
と言っているかもしれない。

メチャクチャしていると、まるで、ままごとで遊んでいるみたいと思う。

3年振りの神戸生活で,3年前や其れ以前の調味料や冷凍庫の置きっ放しの食料が山程ある。
50日近くで,いくつかの味噌を使い切り,お酢やなんやも処理して来たけれど,今は,祖父の故郷の海の「生もずく」を解凍して,さて,何にしようか悩んでいる。
若い人がいないので,コロッケの中に入れられないし,みそ汁の中に入れると30人分はありそう。
半月がかりで,2人で食べようかな。

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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-11-05 15:50 | グループスピカ | Trackback | Comments(0)

666 by マサコ

21年前、帰国食後に郵便局で通帳を作った。最初の531はいいとして下4桁が6661。3回の6の連結に血が凍る思いがした。
イタリーでは今はさほどではないが、6が3回続く番号の並びを「悪魔」といってかなり嫌われる。こういう迷信的なものを信じるのかもしれないけれど、私の場合は日本での悪魔的生活の始まりを告げていた。

この夏祖父の故郷、奄美で、私を真ん中にして3姉妹が撮った写真がある。
真実は嘘をつかない。姉たちにかこまれた私の顔には、いいことばかりではなかった人生が見事に写っている。
暗い・祠(ほこら)のような・恨み・淋しさ・悶絶ということばが連想される。
トロントで恩師を並んで撮った写真となんという違いだろう。

世に1夫多妻は、多いけれど、「1妹多夫」なんて案配の人生を送った人が正しく私であるのだ。
一言で言えば、姉それぞれの「男気」がもたらした大悲劇、
それに加えるに、身近に高度な音楽・文学・語学愛好家のいない悲劇が拍車をかける。

そうさピアノはグレングルード君、文学は村上春樹さん、語学者は鴻巣友起子さん、が隣にいて下さったら、少しはマシだったかも??

なぁんて、姉たちの反撃が恐ろしく、少しふざけて書かなければ・・・

その後6が3つ並んだ題名の本を書評で見かけたけれど、読むに至っていない。

理想を言えば 0047 くらいの数字が来ると、竹の節のように、我が貧しき文才も少しはましになるかもしれないが・・・

伊吹和子さん(編集者・谷崎潤一郎の後述筆記者)は、メールやファックスのない時代、作家の家に日参して、彼らの命を削るような営みを知った、という。

人の食事の世話と自分の文章の世話と、どちらが大変か、どちらの苦労・努力の方がまだマシか、私にはわからない。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-11-04 09:16 | Trackback | Comments(0)

雪御所 by マサコ

日が陰ると散歩に出かける。午後からやたら生あくび。
誰が亡くなった方がきているのかな。
平野に出て、私を大事に思って下さった ゆきの さんの子ども時代の家を探す。
だいたいこの辺り、のところで、足の赴くまま歩きこなす。

1998年4月、オレンジキャンペーンが始まってから半年、
雪御所の仮設住宅に水俣みかんを配っていた。
その懐かしい公園に寄ってみた。
足は公園奥の慰霊碑に向かう。
なんのこと?と一瞬とまどったが、文章を読むことにした。








3年前、雪御所一帯は、桜の木を切り倒して整備していた。
今は河床も整えられ、付近は古い物と新しい物が並んでいる。

塔は古い物を補強し、新しいデザインを加えた混合の仕事だ。
昭和13年(1938年)のたいへんな災害の犠牲者の慰霊塔だった。


子ども達が自転車で塔の近くをぐるぐる回りで走っている。

        石井川と天王川の合流点


ゆきのさん がオレンジキャンペーンのことで初めて電話を下さったとき、
この災害の話をなさっていた。
鎌倉で集めたお金と水俣の反農連の協力で、
キャンペーンは4月末の甘夏まで配ることができた。

平野は平清盛が京都に似せて作りたかった街で
祇園神社や雪御所という名もその現れである。
平清盛が見つけたという温泉もある。
本当のかけ流しか源泉かは知らないけれど。










桜とみかんとどこにでもできてしまう犠牲者の記録。
ゆきのさんの援助と共に忘れられない地域。
私もいつか「思い出の街、地球」とこかでうそぶくのだろう。


ミス操作で失った雪御所の写真。
ネットの壁紙集から頂いてきました。
雪御所の桜です。



-----------------
名前の由来を調べてみました。(モニカ)
雪御所公園の桜/神戸市兵庫区雪御所町
から。ここでも写真が見られます。
石井川と天王川の2つの川にはさまれた雪御所公園は、平清盛が隠居生活を送った雪見御所(雪御所)にちなんで名付けられた公園で、地名も雪御所町といいます。

雪御所町は神戸から北部鈴蘭台への幹線道路となる国道428号、通称「有馬街道」の要点となる場所で、平野交差点の西側にあり、ひよどり山麓の山裾に位置します。

この地は、昭和13年に発生した阪神大水害で大きな被害を受け、その慰霊塔が園内に建っています。

春の桜のシーズンには、川沿いの道にボンボリが灯され夜桜も楽しめます。

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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-11-02 12:59 | グループスピカ | Trackback | Comments(2)

さんま by マサコ

さんまはうんざり。
生臭いし精が強い。
垢抜けさんまを作るには

ステップ1

①水からさんまを入れて少し煮る か
②水から紅茶(出がらしでよい) か
③水からほうじ茶・緑茶(古い物) か
④汁はすべて捨てる。

ステップ2

①残り物何でもで少し煮る
たとえばショウガ付けの汁か、いにしえのソース類か
②水から煮て魚以外は全て捨てる

ステップ3

①いにしえの椎茸類・粉・クキで少し煮る か
②ごぼうのアクと抱き合わせる か
③皮むきの大根と水の中に放つこと半日 か


各ステップのどれかを選んで組み合わせる。
これでやっと半匹を食べられるかなぁ
大根おろしのなかにさんまを隠して食すること
誰だ、焼いただけで十分おいしいなんて言ってるのは!


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日曜日 by マサコ

日曜日の午後2:00。外出日よりなのに料理を始める。これだから被害者が出るっつうに。
冷蔵庫からゴボウ・レンコン・ショウガの絞り汁・ニンニク・ミンチを合わせて凍らせた物を出す。椎茸とくず野菜も何かと入っているが、そのままでは美味しくないので、新たにニンジンをすりおろす。じゃがいもはマッシュにしたものと生をすった物を2個入れ込む。
シラス干しの酢漬けを少しとバターを散らす。

これを大好きな仏蘭西製の蒸し器で、キャセロールに入れた物を蒸す。

とろろ汁用のだし汁を取り、山芋を洗っておく。食卓には食器をほとんど並べる。

この60分の間には、20分つけおいた白米を20分水切りして炊飯器のスイッチを入れる。

ゆでじゃがを作る釜の蓋のところで、大根を蒸しておいて、おつゆの実用の分と今夜の春巻き用の具材に入れ込む。
同じ材料を途中からいくつかに分けて違った料理にするのは面白いのだ。

3:00ジャストに作文を書き始めて今15分経過。作文の方がずっとのろいナ。

蒸し器は、白い部分と透明な部分があり、このお鍋につきあっていると、近代的な空港ビルにいる気分になる。

今日の山芋は篠山でくずみたいなのの袋詰めを買ったもの。
同時に求めた銀杏は、秋のメルヘン。マニュキアした美人の指先のよう。
なんて美しい色だろう。

この間、食べ物に音痴の弁護士に丹波の枝豆と銀案をスープに入れて、ちゃんと違いがわかるかテストした。無事合格。

こんな生活ができるのも憲法9条があるからなのだ。

今午後元町の私学会館で、憲法のお話をなさっている先生は1938年生まれ。集会に行きたかったけれど、座ると右腰がとても痛くてじっとしていられないので止めた。

こんな夕暮れに、食事も家もない人々のことを思うと、大きなお世話・余計なお節介でも、何か出来そうに思う。でも何もできない。
それでも小さな場所での本当の愛は、いつか外へも通じていくと念じながら、毎日一生懸命、食事を作りすぎるのだ。

3:30、キャセロールに、奄美はホテルの菜園の主、平田さんが下さった紫色の野菜を入れる。
もう30分もチンチン蒸しているから多分火を止めてもいいだろう。
春巻きは皮で包んで「秋雨」なんて麺を入れてみたいような・・・
今日も料理ができて、しかも食べてくれる人がいて幸せ。
この幸せをみんなに!!



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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-31 15:03 | グループスピカ | Trackback | Comments(0)

ソフィーとジル by マサコ

実家には丁度物書きにいい高さの靴箱がある。
しかし神戸のマンションには背の高い靴箱しかない。
だからグランドピアノの上で、六鹿豊先生とクリスティーヌ ロパン=佐藤先生、そう白百合コンビの「ソフィーとジル」を書き取る。

NHKラジオの語学放送に2008年からアンコール制度ができて、勉強がしやすくなった。優れた放送だけを1年間に前記と後期で繰り返す。10月~12月は4月~6月の内容と同じ。
だから勉強計画がたてやすい。
六鹿先生のスキットの内容は、洒落ていて潤いがあり、しかも面白い。
落ち着いた空間の授業は、私の集中力を育てる。数字の教え方は、他のどの教師にも見られない、少しの時間で確実・丁寧に伸ばして下さる。
2年前、数字と綴り字を同時にこなすのが夢だった。先生のお陰で叶ったことがとてもうれしい。

お二人がまだ白百合女子大学で教えていらしたら、お礼状を書きたいくらいお世話になった。
「ソフィーとジル」は、来年3月でおしまいだろうけれど、「ナンシーの4人」は、アンコールに登場すると思う。
今おふたりの先生の写真を眺めながら、こうしてインターネットに載せることで、お礼の気持ちが届けばと思いつつ・・・
大好きな沖永良部島の白百合の姿を重ねつつ
おふたりの新作スキットに出会えることを祈りつつ
大好きな鉛筆(4B)を置きます。


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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-29 09:28 | グループスピカ | Trackback | Comments(0)

ニュース by マサコ

韓国の医療は、ロシア・中東地域の患者20万人の世話をして外貨獲得に力をいれているという。
300人のなかから選ばれた67人の医療通訳候補生たちが、医療専門用語の習得に励んでいるニュースが流れた。
国内の患者にしわ寄せがいかないように外国人患者は、韓国人患者の5%までと法律で決めているそうだ。

医者が米国の看護師の資格を取って続々と逃げ出すフィリピンとは何という違い。次々と診療科が閉鎖したり休診状態となる日本とは月とスッポンである。

このニュースを最初聞いたときは、「美容整形」のことかと思った。なぜなら多くの韓国人は「きれになるためなら整形してもいい」と思っていると聞いていたから。

悪くないアイディアであるが、日本人の気質では外国人相手は無理かもしれない。
旅行ツァーに健康診断をつけて売っているのは、日本・台湾・韓国にもある。
どこも不況で外貨獲得と医療を結びつけているようだ。
しかし中高年の中国人に受けているのは言葉の通じる台湾だそうだ。

私が最後に医師に診察して貰ったのはいつのことか?
2002年の気がする。
歯科医には丸5年言っていない。
ずっとこのままどちらにも行かないで最期が迎えられたらいいのにな。

ニュースで、急増する万引きのために、警察署が被害届の書き方などを変えたと言っていた。
被害者のために簡単にしたそうである。

何を馬鹿な。

万引きは小さな小さな暴動。
もっと大きな犯罪がごまんとある。
社会保険庁は国民の年金を横領した。そのために命を失う人がいれば間接殺人だ。
そこらへんをどうしてきちんと取り締まれないの?

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-26 16:28 | グループスピカ | Trackback | Comments(0)

新政権 by マサコ

1990年代日本の軍事費がアメリカに次いで世界第2位と知って驚いた。
その頃日本もいつかブラジルのように貧富の差が激しくなるのだろうとぼんやり思った。

現在日本の貧困率は、メキシコ・トルコ・アメリカに次いで世界第4位。ホームレスとネットカフェ住民を入れていないので、これを入れると恐らく世界一だろうとのこと。

国の家計費に軍事費が嵩んでいる。
防衛庁の2010年度軍事費(防衛関係費)の概算要求で、いわゆる思いやり予算(在日米軍駐留経費)が1919億円(歳出ベース)と、前政権下の要求額と変わらない。しかも前政権が決めた新規事業も盛り込み2879億円にもなっているという。

さらには、米軍人の高速料金は、レジャーのためのものも含め、防衛庁が照査しないまま、年間9億円も負担している。
米兵がレジャー目的で使う有料道路の通行料金まで我が国の税金で負担している異常な実態。
このようなずうずうしさは肥大するものとみえ、あれやこれやで09年度予算に比べて550億円もの増額を要求している。

私たちの小さな家計簿をいくらつけても、こういう大きな家計を考えなければ済み午後血のいい国になるはすがない。

民主党政権のおかしいところは、こうした軍事費や対米予算に何も言わないこと。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-26 16:13 | グループスピカ | Trackback | Comments(0)

あほか、××党 by マサコ

神戸市長選は、8000票の差で現職が当選した。
××党は、「空港を止める」という公約を掲げていないということを理由に独自の候補をたてた。
私は2度利用したけど、神戸空港は近くて便利でかわいくて、素敵だった。

この転落空港を抱えての市政。お金の続かないものは、自然に止まるから、
そこまでめくじらを立てずに、31.51%という低い投票率のなかで、
××党が取得した6万票を対立候補に回せばよかったのに。

最初から沈没が予想されていた神戸空港。
夢を見たために、穴埋めのお金を取られていく。
神戸市の国民健康保険料は異様に高いのだ。

今朝の万葉集、流刑人だったとの説もある柿本人麻呂の歌

東の野にかぎろひの立つ見えて
かヘリ見すれば月傾きぬ


流刑人同様の人をたくさん生み出しながら、
神戸沖のお荷物は、ますます手かせ足かせになっていく。
そろそろ神戸を離れることを考えようかしら?


立派な百合の実(?) @篠山

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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-26 12:40 | グループスピカ | Trackback | Comments(1)

断水 by マサコ

9:30過ぎに料理を始めると水道の水が細い。
そう言えば10月×日、10:00~??まで断水しますとの紙が来ていた。どこにもメモせずにすっかり忘れていた。

あわててお風呂へ。風呂の蛇口や洗面所でバケツ、洗面器、手桶などをおいて水を集める。
台所ではポリ容器、タッパを総動員。

震災の時を思い出した。

それにしても断水前に本コックと閉めるせいか細く出る水は、断水警告になる。いきなり断水だととりつく島がない。

かくしてお風呂場、洗面所、台所を水は順次止まった。いい順序の気がした。

水のありがたさに痛み入り、蛇口をきちんと閉じて断水の解除を待つことにする。
震災の時、閉め忘れて、断水解除による水漏れが大変だったから。


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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-25 16:07 | グループスピカ | Trackback | Comments(0)

友人選び by マサコ

望ましい友人のベストが「医者・弁護士・保険セールスレディ」といわれたことがある。

前者ふたつは、とんでもない。誤解を恐れずに私の思いを書こう。

医者や弁護士は、人相手で人のトラブルを対面方式で引き受けている。
それに加えてカウンセラーとして、人の話を聞かなければならない。
人には感情があって、その感情のお世話はしないという線を出して仕事をしなければ、身が持たないともいう。

だからこの人たちは、仕事を離れてまで人の話は聞きたくない。それどころか、自分にとって気分の良くなる話しだけを聞きたい。
つまり、「医者と弁護士とカウンセラー」は、人の話を聞きたくない人」である。
以前「医療過誤の87%は医者が原因である」という統計を見たことがある。それは医者が人の話や状態を13%しか理解できなかったのではあるまいか?
日頃人気があって、人と接している人ほど人恋しくはない。静かに休んでいたい人達に友人は要らないのかもしれない。

だから私は、こういう職業の人とは友だちになれない。
私にとって友人とは、私の抱える考え方に何かヒントのような別な風を与える人たちのことで、病気でもない限り、専門知識もトラブル解決に法的手段が必要でないから。


ところで「憲法は法律?}と聞いて言下に違うと言われた。
私は9条も好きだけど、子どものころ、25条に感動した。

すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。


「平和が真の友人」に近いことばは、ベートーヴェンの「自由と静寂は最大の財産」が近いかな?

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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-24 15:54 | グループスピカ | Trackback | Comments(3)

あいまいな母音 by マサコ

カナダで暮らしていた7年の最後の2年は、「一体どんな発音をしたらいいのか」悩むようになっていた。

「マサコさん、変な発音してるよ」という日本人もいる。

「私は、自分の発音きれいと思っている日本人の発音大嫌いよ」という若い日本女性に
「それ、私のことだったら違う。私は発音で悩んでいるのよ」

帰国して英語の先生に習いに行った。
「あなたは耳が良すぎて、ネイティブ スピーカーのあいまいな母音の発音の仕方を吸収してしまいましたね。あなたの発音を聞いているとそう思えます。アクセントのない母音はあいまいに母音の中からどの音を発音してもいいのです」

混乱の理由はそれだ。

それにしても数カ国語を学び英語のガイド試験にパスして子どもに英語の教え方を研究した人は、生徒の状態の読みが深いと感心したのであった。

今年のラジオの「まいにちロシア語」ではニキータ シュリガさんが、この微妙な音を出す。どんな音を出せばいいのか分からなくなった。アクセントのない弱く発音する母音、ここをどうしていいかわからずたじろいでしまう。

ところが熊野谷先生と貝澤先生では、音がスッとわかって、ためらわずに発音できる。お二人とも日本生まれの日本育ち」だから、音のベース・母音の味が、よく知っている日本語に近い。

ニキータさんの幽妙なあいまい母音に振り回されていたら、すっかり忘れていたカナダ時代の悩みを思い出した。


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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-23 09:24 | グループスピカ | Trackback | Comments(0)

盼望 by マサコ

後期高齢者医療制度で保険料を滞納して保険証を取り上げられ、有効期限を縮めた「短期保健証」を発行された高齢者は、全国で2万8203人にのぼる。
短期証を発行しないのは、宮城・群馬・千葉・東京・神奈川・新潟・福岡の7ヵ所。発行ゼロのところがある一方、我が兵庫県はトップで4446通も発行した(2009年10月1日現在)、と報道された。

これも神戸空港大赤字の成せる業なのかは知らないけれど、もうすぐ市長選!
政治家が変われば政治は変わるか?

近くの公園のベンチがなくなった。ホームレスのおじいさんは植え込みに寝るようになった。

近所のある宗教の掲示板に、「神様はじっと人間を見つめています。だから人間の方からあきらめることはありません」と書いてあった。

今日は中国語で
「想」
「希望」
「盼望」

の違いを習った。

「想」は、「したいと思う」
「希望」は、「したらいいなぁ」
希望には天気や世界平和など自分の力で変更できないこと、自分の力・努力でかなえられることの意があるとのこと。

「盼望」には、「人・事物・自体の訪れを待ち望む」と受け身の意味しかない。

今の日本は、まともな人・まともな事物・事態の訪れを待ち望む人を多く作りだしてしまった気がする。
日本人は日本人によって確実に殺されつつある。そのことをあきらめて老いていくのか?

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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-22 09:17 | グループスピカ | Trackback | Comments(0)

おつり    by モニカ

先日、遠出する前に初めてのスタンドでガソリンを入れた。
一万円を入れて2530円。
すると、いきなりルーレットが始まった。
1000円以上だか入れると勝手にまわるらしい。
何だかよくわからぬうちに終了して「はずれ」。
レシートを手にして、一路目的地へ。

帰り、満タンにすべく,朝のスタンドへ。
1470円でまたルーレットが始まる。
今度はちゃんとストップを押す。また「ハズレ」。
朝より少し落ち着いてレシートを取る。
.......

あれっ!! おつりが出て来ない。

出てくる口がない!!

まごまごしていると、朝はいなかったスタンドの人が、
「おつりはこちらの器械にレシートを入れると出ます」

しばし、真空状態。

「あのう、朝.... おつり...... 取ってない.... 」
「あ、7500円,取り忘れているお客様がいらっしゃると話題になっていました。レシートありますか?」
慌てて、渡して入れてもらう。

出て来た、出て来た..(ホッ!!

まあ、おつりをもらうのを忘れた私も私。
でもね、給油ノズルを戻した途端、いきなり音楽が流れてルーレットがまわり出すなんて、びっくり仰天ですよ。
誰もそんなものが出て来るなんて思っていないもの。
何が始まったのかと慌ててしまって、その周りの口から出て来たレシートは無意識にとったけれど、おつりのことなんか頭から吹っ飛んでしまいますよ。
私の間抜けを何時もカバーしてくれるしっかり者の友人も、フォロー出来ないくらい驚いていた。

まさか、これは店の策略ではないでしょうね。

それにしても、帰り道、よくぞこのスタンドに戻って給油したこと。
ホッとしたことしきりでした。
ルーレット当たれば、リッター何円かの割引になるそうです。

この給油機の写真が載っているブログです。
武田建築設計室の昨日今日明日

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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-21 13:09 | グループスピカ | Trackback | Comments(2)

リトル ピープル by マサコ

ナボコフによると「小説中に出てくる食べ物で、急に同じ物が食べたくなる読者は不出来」だそうだ。

子どもの時に読んだ「ゆかいなホーマー君」。
お話のひとつにド-ナツ製造器が壊れて、止まらなくなり、そこらじゅうドーナツだらけ。緻密な絵が2頁にわたって載っている。ここまで来ると私はド-ナツを買いに走るのが常だった。

神戸には小さな自家製パン屋さんが多い。以前のマンション近くの「ヒシヤ」もそのひとつ。
古くない油であげたドーナツはおいしい。
3年ぶりに買いに行く。
でも私はチョコパンのつもりでジャムパンを買ってしまうおばあさんになっていた。

なつかしさついでのマンションを見に行くと、今はやりの「1984」に建ったとある。

1984年といえば、32才でカナダ最後のピアノのテストにパスした年。

その1984年が「1Q84年」になった話題の小説は、読者の感想がとても面白い。

「リトル ピープル」の解釈は、福岡伸一さんが、遺伝子学者らしいことを書いているけれどもうひとつよくわからない。鴻巣友起子さんは、リトル ピープルについてはほとんど書いていない。
リトル ピープルがカルトに結びつき、支配を表すのであれば、それは「過去の私」かもしれない。
人間の行動は記憶によって支配されているから。
カルトはそこら中にある。
カルト歯科医院? カルト美容室? カルト家庭?
カルト主人にカルトワイフ、カルト母親・カルト子ども・カルト父親・・・


もしかして私が死んだら、口からリトル ピープルが出てくるかもしれない。
小説の中では、「死んだ山羊の口」から出てくるのだ。

第3巻の出版が待ち遠しい。


        紅葉したほうき草@篠山
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-18 13:34 | グループスピカ | Trackback | Comments(0)

タオル by マサコ

パラティエンツァ

おおよそタオルのイメージから遠いロシア語のタオルという言葉。
パラなんていうと木綿は想像しにくい。

姉が尾道から今治までの80kmマーチに参加し、ポニョの里へも回ってきた。
おみやげに細長い今治のタオルを貰った(参加者に配られる物)。
スカーフのような心地よさ。

30年以上前、霊能者の先生の得意先は今治のタオル屋さんだった。
母が作る素晴らしいレース編みの袋を見て、先生が作って欲しいと言った。
そして母はお礼に今治のタオルを山ほど先生からいただいた。

トロントでそのうちの1枚を使っていると、下宿屋のおばさんが
「そのポピーのタオルがどうしても欲しい」と。
中古だけど差し上げた。
帰国しておばさんの気に入りそうなタオルを贈ると
「恩義に厚い子」に朱赤のちゃんちゃんこが、送った箱に入れられて届いた。

日本製のタオルは安い中国製に押されて衰退していった。

ところが「シチフク」という店が年商何億もの売り上げをするという。
今治ブランド、シチフクは、今やハリウッド スターもご愛用とのこと。

私は鉛筆やタオルがとても好きだ。
エプロンも好きだし、手ざわり・肌さわり系には弱いのかもしれない。
ウォーキング記念品のタオルの色はオレンジ。
春風のような瀬戸内海の夕陽の色。

ポニョの街からは、養命酒みたいなお酒もやってきた。

食料・物質が豊かで嬉しい。この豊かさを全ての人にと祈りつつ。

今年は初のサザンカ (篠山にて)



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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-17 15:40 | グループスピカ | Trackback | Comments(0)

電磁波グッズ by マサコ

新しく購入したメッシュ系の肌着のような電磁波よけの網を試している。
これがなかなか難しい。
1番目は、長い布だったので、主に頭に巻いて使った。差し障りはなかったし、帽子より軽くてグーだった。
「ハリー・ポッターの姿隠しの布のようだ」と家人にも好評。
布の写真

ついでカミソールような薄いのと肌着のベストを買った。
カミソールを試すために出歩く。
紫外線よけの上着や帽子はかぶらずに歩いた。効果はよく分からなかったが、歩いた割には便秘だ。
アレッ!、中華店の焼きそばの油のせいか、舌が真っ白だ。いい息していない。これは電磁波の胃腸障害にあたるのか、ちょっとわからない。

翌日は厚いベストの方を直接肌につけて、さて何をしようかと考える。てっとり早くテレビを見よう。
1時間もしないうちにだんだん気分が悪くなる。テレビを消す。
ベストは数時間そのままにしていると、なんだか左半身がしびれてきて倒れ込む。
あわてて脱いだけど、体はこのまま脳卒中で昇天かと思った。

どうも早朝より運動をしていないのが良くないのか。ぞうきんがけや布団干しに励み、やっと少し楽になる。

体操を始める。
ヤヤ! 前屈が良くできる。足が縮んだのか、背骨が伸びたのか、柔らかにできる。なんだこれは!

近くのジムにこの下着で行けないかと家人が買ってくれたグッズ。
魔女帽のように人がびっくりしないのはいいとして、普通の電磁量の時に身につけていると体に応えるのかも。

仕方ないから何もつけずに、空想の筋トレ器具を体にはめ込んでひとりでやろうかしら?
1回700円のジムの使用料は近くのお風呂やさんより高いし・・・・

秋は物思うこと多し。

   電磁波防止シールド

ベスト


カミソール
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-17 15:29 | グループスピカ | Trackback | Comments(0)

アルトゥーロの島 by マサコ

今は倒産してしまったニューヨークのブルミングデイルの百貨店でその中国製のパジャマを見たとき、「母が私の色と教えてくれたカナリア色」と思った。22年後すけすけのパジャマは解体された。きょうはかわいたその布きれで、カーテンレールの上のほこりを取ってそのまま捨てた。
なんとゴージャスな気持ちだろう。

池澤夏樹さんにとって島は特別な場所だった。その池澤さんが、世界文学全集の中で、「アルトゥーロの島」を紹介して下さった。
他の巻の色は知らないけれどこの本はややレモンに近いけれどカナリア色の一部である。

著者のエルサ・モランテ女史は、横顔写真でこの本に花を添えている。
「アルトゥーロの島」は、ナポリ湾の小島、プロチダ島が舞台になっている。
今すぐにも飛んでいきたい島がふたつ(シシリー島、サルデーニャ島)あるけれど、もうひとつ新しい島が加わった。

家族・家族のつながり・人とのつながりをこれおほど繊細に記した書物はあまりないかもしれない。
人間tそのこころの様子が細々と綴られているけれど、どれも重く、不思議に軽く、響いてくる。

まだ86頁でアルトゥーロに新しいお母さんが着たばかりのところ。

そうそうこの小説は、一人称者といわれる村上春樹が得意だった設定。春樹の一人称は、「オナニー書き」みたいで、ほとんど読めなかった。

「アルトゥーロの島」は早く読めない。1日1日を彼とともに過ごしたいから。1秒ごとにアルトゥーロのことが分かりたいから。

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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-17 15:10 | グループスピカ | Trackback | Comments(2)

評 価  by マサコ

「よその庭に比べて彩りがないわね」
    今から咲くチュリップが目白押しなのに・・・この人園芸をしない人だ。

納屋の前で百合が育っている。
「この花、何?」
    キャー百合も知らない。
「百合ですけど」
「駄目駄目こんな所に植えて・・・」
    どこに植えようと私の勝手、ここは私の庭よ。

私は花の満開が好きでない。少しずつ色々な種類の植物がある庭が好み。
人間にしか興味がないのに、のこのこ「花を見せて下さい」とやってくる人、お断り。

ビーフンを少し失敗する。
食べる人
「なんとか屋のビーフンは実にうまい」
    
自分から芋がゆを大盛り2杯も食らっておいて
「量が多い。量が多い。少しでいい。少ししか食べないのに、いつも無理して食べさせられている」

苦労して本当に努力した人の言葉は違うように、何もしないか、生半可にやって人への注文をつけたがる人はわがままか嫌みな人が多い。

食べるだけの人たちは、多くの場合、「いただきます」「ごちそうさま」を言うのでさえ、とっくの昔に忘れている。

料理は好きなだけでお人の奴隷になるのはまっぴらゴメン。
私は園芸と料理をしない人は好きじゃない。


フジバカマ 蕾


咲き出すとこんな感じです。


ウィキから

特徴
本州・四国・九州、朝鮮、中国に分布している。原産は中国ともいわれるが、万葉の昔から日本人に親しまれてきた。8-10月、散房状に淡い紫紅色の小さな花をつける。
また、生草のままでは無香のフジバカマであるが、乾燥するとその茎や葉に含有されている、クマリン配糖体が加水分解されて、オルト・クマリン酸が生じるため、桜餅の葉のような芳香を放つ。
中国名:蘭草、香草 
英名:Joe-Pye weed;Thoroughwort;Boneset;Agueweed(ヒヨドリバナ属の花)
かつては日本各地の河原などに群生していたが、今は数を減らし、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)種に指定されている。また「フジバカマ」と称する植物が、観賞用として園芸店で入手でき庭にも好んで植えられる。しかし、ほとんどの場合は本種でなく、同属他種または本種との雑種である。

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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-13 15:20 | グループスピカ | Trackback | Comments(0)

夢みるイタリー語 by マサコ

語学講座番組が新学期を迎えた。またもやイタリー語が素晴らしい。
再放送の野里紳一朗先生の選んだパートナー、ルチアーナ・ギイツォーニさんの発声と言語の形は美しく彫りが深い。どっしりとした人生の滋味が伝わってくる。

新作の関孝弘先生の「イタリア音楽への招待」は、天国にいるかと思う。

アルトゥール・シュナーベルがイタリーのコモ湖で夏を過ごし、付近に絹の名産地があるとのことで、子どもの頃私はコモに憧れていた。そのシュナーベルのベートーヴェン・ソナタの録音のおかげで、ラルゴ・アダージオ・アレグロの意味を、関先生の説明通りに受け取っていたことがわかった。

ラルゴは、幅広いものを想像し、アダージョは私にとって渋かった。
静かだけど、動作の早い、がさつでない人の動きが好きで、本質的には明るい、これがシュナーベルの教えて下さったアレグロだった。
また先生はレントを料理の とろ火・弱火 と表現されていてこれまた面白い。

関先生は、「イタリーでは音楽は教えられるものではなく、先天的に備わったもの。音楽への道は、生なかなことではないので、日本のようにピアノを習う子どもはほとんどいない。学校でも音楽の時間は全くない」とか「イタリー人が音楽に聴くものは情熱」などと教えて下さった。

音楽をした人々には、一部の園芸家のように、暁と共に庭や畑(楽譜)の中に躍り出て、植物(音楽)と共に在りたい人がほどんどいないことを痛感していた私には、この「情熱」ということばが胸に響いた。

前学期の花本知子先生は、どことなしにピアニストの田中希代子さんの面影を感じた。

アシスタントのミケーレ・カマンドーナさんが贈って下さったことば、
「幸せになる秘訣はイタリー語を学ぶこと」は本当だった。

ラウラ・サバットリィ先生の「世界遺産を巡る旅」で、おぼろげながらにイタリーの地理を知ることができた。

偶然聴きだしたイタリー語は、超出来の悪い私のフランス語を押しまくる。そのうえよく似ているので、覚えようとするとふたつの混同が始まり、いわばほったらかしの地区ではあるが、その豊かな恵みに、イタリー文化の魅力に感謝の気持ちがほとばしるのである。

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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン # by grpspica | 2009-10-13 14:34 | グループスピカ | Trackback | Comments(0)

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