「さかしま」 byマサコ |
スタートは第8章から。植物が好きなので、そこを読まずにいられませんでした。
いやー、素晴らしいのなんのって。相性度、200%です。
訳も最高にノっていますね。
図書館がわざわざ購入して下さった本は初めてです。
充実している本はゆっくり読みたいので、後半分は明日します。
(続き)
ユイスマンスの「お酒の音楽、楽器の音色」で表現するところ、プルーストの「失なわれた時」顔負けですね。
今、何しているか、、、まだ本を左手に持って、ページをめくっているの。
第10章は、もらんさん向きです。もらんさんなら気絶するかな?
第14章、「詩」の話。「マラルメ伝」を購入したけど、虫が好かない。
ユイスマンスは、詩人たる人間の特質と詩業を4行で精密に語る。
はなこさまのお陰で、マサコは「SF」や「デカダン」を、誤解をしていたことがわかりました。
19世紀後半の名著のご紹介をありがとう。
(続き)
「『ボスフォラス』などの種類は深紅色と桃金嬢(てんにんか)のような緑色の石目のついた、糊のきいたキャラコといった印象を与えた」
いやはや植物の形容にしても生なかではないのです。
けふは冷凍庫の古い食品を食べたら、化学物質過敏症になって、情けない午前中に、心機一転、筑前煮を作り始め、文の気になるところが、ウロウロするので、書き足しました。
少しまじめに料理をすると、すぐ落ち着きのない文章になってしまいます。
もらんさんが香水作りをなさる時は、まわりに人がいると気になりませんか?
(続き)
全部、読み終えました。全文暗記したいです。
これから「愛読書は?」と聞かれたら、「『さかしま』」と言いましょう。
マラルメとユイスマンスの落ち合う場所は「ボデエガ」かしら? タッチャン(澁澤龍彦)はこの訳書と共に天国行ったことでしょう。ここに出てくる酒、本、みな知ってみたいなぁ。
「デ・ゼッサント」にグールドや荷風の面影と価値観を見ました。ふたりとも読んでいないのかな?
「さかしま」のデ・ゼッサントが過去の記憶に悩むように、過去は変なのしか覚えていない。
ピアノ(アルマンドという名)を弾いて、薬物療法にしますけど、私は指を動かすと、脳に電気が起きるのか、これまた体の諸器官が弱るのです。
ユイスマンスは体の虚弱さの表現が、お見事。
「マラルメ伝」に、「さかしま」のユイスマンスとマラルメが人の出版物の校正を手掛けるところがある。
このふたりは、人間金だけではないと暮らしていたのであった。
「さかしま」は教養小説ね。
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ふふっマサコさまは危ない『さかしま』がお気に召されたご様子、デカダンに持ってたイメージをくつがえされますよね。でもデカダンを極めるにはお金がかかりそう。
私のこの度のお風邪本はまずカルヴィーノ『なぜ古典を読むのか』を終了しました。ずーっと気になっていたのだけど、まぁこの題名にかかわらず面白かったです。但し最後のレーモン・クノーに関して語られている部分は何を言ってるのやらさっぱりついて行けませんでした。読めないものを読む私はルサンチマンの固まり‥いやいや、チャレンジャーとお呼び下さい。続いてセルバンテス『ドンキ』に取りかかりましたよ。そろそろ頭もぱ〜になって来たので丁度よさそう、わぉ、一度家出した主人公が一旦家に戻り、お金や下着の支度などしっかり整えております。そうそう、放浪生活といえども基礎部分は大切なのだった。
お大切に。そして早く体調がすっきりなさいますように。でも病気は体の大掃除だからね。
マサコは、ある所から電磁波除けの泥まんじゅうを購入したら、何とそれに霊がついてきて、大騒ぎ。慣れているとはいえ、いつもながらに生きにくいのじゃ。
荒俣宏コレクションで、めっきり博学霊話。タッチャン(澁澤龍彦の事じゃ)のお墓や文光院彩雲道龍居士の戒名も覚えた。これも「さかしま」のお導きかな。
けふは冷蔵庫のそうじが進んで、ご機嫌。
カルヴィ−ノ、なんだか焼肉が食べたくなってしまふわ。
ハナちゃんのけふの文、ずいぶん昆布出汁がきいている。マコ
あら、アザミの花の[蘇る]が出たわ。 こちらもあるのよね。[甦る]。
あなた様はどちらの漢字がお好きですか ? 私はやはり薊の方がいいです。あら、これなんだ。漢字違う。
今日は昌子(まさこ)にしましょう。