「阪神大震災復興記念コンサート」 byモニカ |
1月11日、神戸市役所センター合唱団の「阪神大震災復興記念コンサート」に行って来た。
神戸市役所センター合唱団
湊川神社から依頼を受けて作られた、楠木正成出陣の陣太鼓から始まる会は、オープニングから心を惹き付けられた。
阪神大震災鎮魂組曲「1995年1年17日」(作詞/森村誠一・編詩/池辺晋一郎 作曲/池辺晋一郎)だ。
この合唱団はよく作曲家に頼んで新曲を会のために新曲を書いてもらっている。
太鼓のための作調などでも活躍される団長さんの働きだ。
神戸市役所センター合唱団団長 田中嘉治プロフィール
ちょうど森村・池辺両氏に別の曲を依頼していた時に震災が起った。
10日後にようやく連絡が取れた団長さんに森村氏は
「被災者のニーズは日毎に変わり、必ず精神的なものが必要になる時が来る。その時のために」
というような提案をし、原詩を書かれた由。
その発想は第2次世界大戦中に実際に会った、戦時下でのコンサート。
大変な中、催されたコンサートに来場した聴衆は
「音楽を聴いている間は戦争を忘れられる」と言った言葉からきているという。
そうして出来上がった詩はかなり長いものだったとか。
「曲にすると長時間になる」と困った池辺晋一郎氏が、
「編曲があるなら、『編詩』があってもいいではないか」
と短くして完成させた曲が『阪神大震災鎮魂組曲「1995年1年17日」』なのだ。
タイコ、女性三重唱、他の合唱団の出演など盛り沢山な3部構成のコンサート。
長時間でちょっとくたびれたけれど、最後の震災の歌は、やはり心に響く。
体調不良のマサコさんに変わって、10数年会っていない友人を誘った。
コンサートの後はモザイクに流れて、友人初体験の台湾料理の夕食。
玉龍(イーロン)
初めての店だったけど、味は良くても接客に問題のある「蓬莱亭」より美味しく戴けた。
昨年8月に早期退職した友人と少し暇になった私。
又コンサートに行こうね!と約束して別れた。
写真上 他の合唱団も加わってのコンサートの写真。