#1 台湾一周旅行2015年11月14日(土)@台北2日目 教会・駅・東門町 |
3泊するリドホテルは、ホテル担当のモニカが
・お祖父さんの家に近いこと。
・バスタブがあること。
・連泊になるので出来れば窓からの景色が良いこと
を考えてネットで探した。
しかしダブルベッドの部屋しかなく、YOSHIとモニカ、ノリコとマサコ組に別れる。
ダブルベッドはひとりが動くと地震かと間違える。
モニカはエクストラベッド(1泊800ドル)を注文。
(申し込んだネット業者では取り扱いがなかったが、ツインルームがあると判明)
マサコ「寒い、寒い」と言い続けるので、エアコンの温度を27度から30度にあげ、
あれこれ着込んだ上にカイロをふたつ前と後ろに貼る。
朝フロントに確認したら、暖房のセッティングはしてないですって。
マサコ、「今夜はソファーで寝る」と言って、掛け布団を注文(これは無料)
フロントスタッフとクリーンレディにトレファンのキャンディーを渡す。
おいしい朝食を食べた後、11:00頃、まずタクシーで祖母や両親が通った済南教会へ。
途中多くの人々のデモに遭遇する。悪意の合併に反対する社員と家族のデモだというが凄い人数。
教会の隣が立法院なので、そこまで抗議にやって来る。
この時のドレスは、祖母が取り寄せたアメリカのカタログ雑誌McCALL'Sの写真を参考にして作ったもの。
胸のコサージュまで作ったそうで、もう一人の少女の母上はそれを参考にして作られたとか。祖母はなんでも出来た人だったのだ。
教会内部、礼拝堂では教会のミーティングがあって、大勢の会員さんが牧師さんのお話を聞いていた。
赤いシャツの人が最後列。
結婚式の写真からはどんなに大きな会堂かと思っていたけれど!
受付の方が、日本語の出来る信徒を連れて来て下さる。上の写真はイースターの写真と同じ建物の外部です。
彼のお母様が長野出身の方。留学中の父上と知り合い結婚、台湾に来られた由。
教会は3年前に原型を残しながら、大掛かりな再建工事をした、裏の方は昔の面影が残してある、日曜学校に使用された建物 ↓ は移築されるとか。
教会にキャンディー2袋進呈。紙製の模型の教会をいただき、献金1000ドルを渡す(500ドル札がなかった!)。(模型が完成したら写真を載せますね。)
教会から台北駅へは徒歩で行けるとのこと。
台鉄の切符を高鉄に変えるために行かなくては。
誰かがカメラを届けてくれていないかと、願っていたモニカ、
「MRTのトイレで忘れたのなら、あそこから云々」と言いかけた職員さん。
同行した方が早いとばかりに受付をもう1人に任せて一緒に行ってくださる。
out of order のエレベーターなどのハプニングがあるも、無事に到着。
再びホテルでプリントアウトしてもらったカメラの型番と写真を見せて届け出があるか聞く。
案の定、そんな届けはなかった。
一方、列に並んでキャンセルの順番を待ったノリコは、やっと自分の番になったものの、返金のためにはモニカのカードが必要と言われ、YOSHIに電話でモニカを探してもらう。無論キャンセル料は引かれてのことである。
ところで電話については、Yoshiは携帯を台湾で使えるようにしてきた。モニカは日本で台湾で使える携帯1台を借りた。「単独行動はしない。2組にしか別れないから電話は2台でいい、トイレに行く場合でも、その相棒は入り口で待つ」という原則で日本を出た。
元へ戻って、
待たされた時間が長くて、全員かなり疲れる。
本日のメインイベント、故宮訪問の前に食事にしよう。
駅ビルを歩くが、どこも待ち客で溢れているか、ガラ空きかで、入れないし入る気がしない。
それにしても、日本食のレストランそして日本のお菓子の店の多いこと。
まるで日本のどこかの駅のよう。
でもこれは日本の店ではない。純然たる台湾産。
駅の外の石にすわって協議。結局、故宮をやめて、タクシーで東門の鼎泰豊(ディンタイフン)へ繰り出した。
80分待ちとのこと。
それなら祖父の家を訪ねよう。きょうは、おみやげを持っている。ブザーを鳴らしてみようか。
でもその前に、疲れた体を休める場所を探す。
食べてみたかった「マンゴーかき氷」に出会う。キングマンゴーは有名な店らしかった。
JTBのツァーガイドさんが自由時間とかで、ひとりかき氷を食べていた。
大きく盛り上がったお皿に仰天する。
小2つと大1つ(2人でshare)を注文。大180ドル、130ドル、値段と量が比例しているとはとても思えない。
結構楽しめた。また食べに行こう。
祖父の家に回る。
不審な行動をする人たち
ベルを鳴らす。犬の鳴き声と、おっ、人の声も。
世帯主登場。でも通じない言葉。
「・・・・・・・・・・・」
そこに様子を見ていた救世主登場。通りがかりの経営学の先生。
彼によると、日本語は1年習ったけど忘れたそうで、英語で通訳。
来日回数は2度。九州と大阪に。
おかげで会話がスムーズになる。
世帯主は88才、元法医学の教授でここに住んで30年。
ネットで調べると、現役の頃の御元気な写真が出てくる。
ノリコが弁護士と知って顔がほころぶ。
YOSHIもこの家で暮らしたこと、家の東側には川が流れていたことを話すと
最終的には笑顔で談笑。お土産渡す。
鼎泰豊へ飛んで戻る。
Just on time ですぐに着席。
順番を飛ばされずに済む。
美味しく戴いて、写真をほとんど撮らなかった。(撮るのを忘れた)
下は店員さんが、ごくはじめに撮ったもの。
昨日の果物屋さんに寄って買い物をし、隣のcafeで少し休憩する。
とても静かで、スタッフの話し声もしないcafe。
トイレに行く途中に人形と見間違うトイプードルがソファーの上に。
挨拶すると大喜びするのに決してソファーから降りる事がない。
よく躾られている。
その後、マサコ&ノリコさんはホテルへ。
YOSHIさんとモニカはcafeの隣の 「Naked Foods」なるレストランを覗く。
ビーガン(完全菜食主義)のレストランだそうだ。
面白そうなので滞在中に行こうと話す。
夜はWBSCのメキシコ対韓国戦を観に天羽球場へ。
ただしノリコは辞退する。なんで台湾で野球を見るのだろう?
MRT(メトロ)で芝山まで。その後タクシー。
7回まで見て、寒いのとクタビレタので、帰路につく。
MRTでは行きも帰りも着席することが出来て助かる。
特に帰りは、若者2人がすーっと立って、にっこり笑いながら席を譲って下さった。
他の人に対しても、素早く立つ若者が多いのに驚く。
祖父の家の住人に会えた記念すべき日となった。
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次へ年11月15日(日曜日)台北3日目
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この四人はそれぞれにあの頃できていたことが、
何一つできなくなっているのではないかな。
あれだからどれだけたくさんの人々に出会い、
受け入れられて幸せにしていただいたことか。。
私は日本の台湾家庭に育ったのだとしみじみ思う。
あの大らかな繊細な優しさは、台湾の人々の中に見ることができる。
もちろん人それぞれで、たまにはギョッとする人もいるけれど。。
なんとか中国から台湾を守りたいです。マサコ
これだけの大きな相手が、アメリカと言う大国を見事に蝕んでいる。今年のクリスマスはどんな気持ちで迎えることができるだろうか。
モンゴル・ウィグル・チベットそして中国人民は生活が希望に満ちた幸せな世界になることを祈ってるだけなのに。。。
マサコ