セウォル号三回忌に寄せて byマサコ |
セウォル号殺人事件では、1人の高校生が船内の様子を録音していた。
その男子生徒は大の親日家で、日本語を学んでいた。
日本に行く事を楽しみにしていたと父親が語った。
今も耳底に残る、無邪気な高校生たちのおしゃべり。
彼らは大人たちに殺された。
それでも韓国の人々は、与党セヌリに投票した。
韓国と日本はよく似ていて、政権が変わる事は滅多にない。
しかし、今年16年ぶりに野党が勝った。
高校生たちへの、何よりの報告となった。
去年暮れの、慰安婦の目くらましの条約の実態も、もっと明らかになる事を祈る。
もうこれ以上、言葉は出ない。
世界中、苦しまなくていい人々が苦しみ、死ななくていい人が死に追いやられている。