第44回ローザンヌ国際バレエコンクールを見て byマサコ |
第44回ローザンヌ国際バレエコンクールを見て
いつもながら、小山久美先生の解説に心を打たれる。
流れるように愛しさを与える種々様々な形容。
芸術を形作るためへの柔らかい提言。落ち着いていて優しい。
よほど純粋でバレエと人がお好きな方なのだろう。
一つ一つの言葉の選び方が詩のよう。
コンテンポラリーヴァリエーションは、クラシックのバレエと違って、
同じバレリーナの特質がもっとムキ出しになり、私には実力の判断が活発になる気がする。
クラシック部門の形容や評価は、いつもほとんどできない。
舌をちょん切られたスズメの気分で、「いいなぁ」「なんだかよくわからないなぁ」で、
毎年眺めている。
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