終われ!安倍政権#25 被爆者の声を反故にする安倍政権 by mari |
ペーパー版「海峡」の新スタイル
by grpspica カレンダー
検索
メンバー
ノリコ:2000年セミリタイヤしたのにまだ現役の弁護士 モニカ:元ピアノ教師 得意分野はネットを駆使しての調査 マサコ:シャーマン 得意分野は音楽・文学・哲学少々 mari :お絵描き芸者 先祖は猫 ミクシのグールド&ナボコフコミュからお訪ね下さった皆様へ--- グールドと音楽に関するマサコの文章は、 my life with gg (グレン・グールド) に移動しました。 ナボコフ関連のエッセイは、検索して下さると、出て来ます。 ブログの輪 musolog AROMAISM〜アロマ主義 ややバッハ日記 ☆ホメオパシ−と医学と私☆ 弁護士村上秀樹のブログ daisaku's view 津久井進の弁護士ノート life あゆさんのブログ お玉おばさんでもわかる 政治のお話 カテゴリ
全体 初めてのかたに 目次 グループスピカ 命・平和・人権 音楽・美術・哲学・宗教 本の感想など 映画・ドラマ 恩地孝四郎 旅・国内 旅・台湾 旅・ヨーロッパ 旅・韓国&アジア Birth & Memorial Day アロマ&ホメオパシ? 蝉・蝶々・駝鳥・他生き物 blogの輪 mhara用 アガタメモ 未分類 タグ
マサコ(2225)
モニカ(651) ノリコ(272) 黒岩重吾(257) グールド(234) mari(216) 音楽・美術・哲学・宗教(184) 語学(128) 小松左京(105) コリア・ハングル・韓ドラ(97) 田中希代子(85) ルーツ(76) 日ノ本学園・戦争とわたし(66) アジア人作家(62) ニーチェ(59) ナボコフ(56) 奄美&沖縄の旅(49) 第2回 台湾の旅(45) 第7回 台湾の旅(44) 阿波丸&石崎キク(41) 大手拓次(39) コリアーナ(35) ウ・ミンイー(31) Yunchan Lim(27) 佐藤春夫(26) 東門の家(25) 共謀罪(24) 第1回 台湾の旅(24) 中井英夫(23) 第5回 台湾の旅(23) 第3回 台湾の旅(23) シュナーベル(19) 第4回 台湾の旅(18) 第6回 台湾の旅(16) 在日コリアンの回答(16) カポーティ(13) うつ病(13) 松本清張(11) シュルツ(9) カルヴィーノ(9) 水道町の家(9) コルトー(8) ロレンス(7) 吉田 博(7) ダチョウ(7) リパッティ(6) フィッシャー(5) フェリア(4) 劉 慈欣(3) 安部公房(3) ピアニスト(3) マクドナルド&ミラー夫妻(2) ハスキル(2) 吉田 博 (2) ノリコ&モニカ(1) マサコ&モニカ(1) チェーホフ(1) リヒテル(1) 最新のコメント
記事ランキング
以前の記事
|
2017年 08月 10日
当然のことながら、7月7日に採択された「核兵器禁止条約」を批准しなかった 日本政府に対して、広島、長崎の被爆者たちからは強い批判と怒りが寄せられて いる。 72回目の原爆の日を迎えた8月6日、松井一実・広島市長は平和宣言で 「条約の促進を目指して核保有国と非核保有国との橋渡し」に本気で取り 組むよう求めた。 また、広島被爆者団体連絡会議の吉岡幸雄(ゆきお)事務局長(88)は、 「核兵器禁止条約は被爆者の悲願であり、世界各国の大きな喜びだ。 ところが、 被爆国である日本が署名しないという、 驚くべき態度をとった。満腔(まんこう)の怒りをもって抗議する」 と憤っている。 同じく8月9日、田上富久(たうえとみひさ)長崎市長も平和宣言で、 「被爆者が積み重ねた 努力が形になった」 と評価。条約に加わらない日本政府に、 「条約の交渉会議にさえ参加しない姿勢を、被爆地は到底理解できない」 と批判し、 「唯一の戦争被爆国として、一日も 早い参加を」 と求めた。 長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会議長を務める川野浩一さん(77)は 被爆者団体 からの要望書を安倍首相に手渡しながら 「ヒバクシャの願いがようやく実り、核兵器禁止条約ができた。 私たちは心から喜んでいます。私たちをあなたは見捨てるのですか」 「あなたはどこの国の総理ですか」 と強く迫った。 8歳の時に被爆した嶺川洸(たけし)さん(80)も 「核兵器禁止条約が採択され、今が一番大事な時だ。 わざわざ東京から来てあいさつするのに、 なぜ被爆者に寄り添った言葉を語らないのか」 と言う。 広島・長崎の両式典でのメッセージで、安倍首相が核兵器禁止条約に触れることは、ついに 一度もなかった。 これらの批判に対して安倍首相は、以下のような言い訳をしているが、戦争被爆国の日本が条約を批准しないことで負の影響こそあれ、なぜ核兵器廃絶が目指せるのか、とうてい理解不能だ。 これまでもアメリカに付き合って国連の反核兵器提案にはことごとく不参加だった 上、アメリカをはじめとする核保有国を説得するなどしたこともないくせに、 こんな発言を信じろと言う方がはなはだ非現実的である。 英霊だ何だと戦争を美化する輩にありがちだが、こうして自国の戦争被害者に 対しては、あくまでも非情で冷酷な安倍首相なのだった。 =6日午前8時37分、広島市中区、伊藤進之介撮影」 これと似たシーンがあったような・・・。 ↑ 6月23日、沖縄「慰霊の日」。鋭い視線で見つめられる安倍首相。 ↑ 昨年(2016年)広島を訪れたオバマ米大統領(当時)とともに 広島平和記念資料館で行った記帳。右が安倍首相のもの。 「核兵器のない世界の実現に全力を尽くします」って、これが全力か!? 人の痛みがわからない人物が政治家だったり、 ましてや一国の首相だったりする国の不幸を思い知らされるような今夏である。 ●核兵器禁止条約 ●条約の全文 ・・・ ヒロシマというとき 栗原貞子 <ヒロシマ>というとき <ああ ヒロシマ>と やさしくこたえてくれるだろうか <ヒロシマ>といえば<パール・ハーバー> <ヒロシマ>といえば<南京虐殺> <ヒロシマ>といえば、女や子供を 壕のなかにとじこめ ガソリンをかけて焼いたマニラの火刑 <ヒロシマ>といえば 血と炎のこだまが返って来るのだ <ヒロシマ>といえば <ああ ヒロシマ>とやさしくは 返ってこない アジアの国々の死者たちや無告の民が いっせいに犯されたものの怒りを 吹き出すのだ <ヒロシマ>といえば <ああ ヒロシマ>と やさしく返ってくるためには 捨てた筈の武器を ほんとうに 捨てねばならない 異国の基地を撤去せねばならない その日までヒロシマは 残酷と不信のにがい都市だ 私たちは潜在する放射能に 灼かれるバリアだ <ヒロシマ>といえば <ああ ヒロシマ>と やさしくこたえが返ってくるためには わたしたちは わたしたちの汚れた手を きよめねばならない (1972) ****** 追 記 「核兵器禁止条約」成立のために尽力したカナダ在住の 被爆者サーロー節子さん(85)が条約採択後に国連本部で行った演説。 NHKの報道番組では、講演会で原爆の悲惨さを語るサーロ節子さんが 紹介されました。 会場にいたアジア系の若い女性(高校生くらい?)の 「原爆がひどいと言いますが、日本がアジアの人々にしたことと どちらがひどいでしょう」 との問いに応えて、 「どちらがひどいかではなく、悪いのは殺戮なのです」。 その後、泣きじゃくる彼女に 「あなたを動揺させてしまってごめんなさい」 と言いながら、肩を抱きしめていました。 戦後、核兵器をなくす努力を精一杯して来たのは、 節子さんのような被爆者たちです。 原爆の被害を語れば同時に返ってくる私たちの加害の罪を問う声にも 寄り添いながら、アジアとの和解に心を砕いてきたのもまた、 被爆者たちでした。 彼ら・彼女らの長く辛い苦労と努力に報いることのないこの国の政府を、 私は心底情けなく思います。 ● 核兵器禁止条約採択後に国連本部で演説するサーロー節子さん ● 核禁止条約「核の傘の下でも可能」 交渉まとめ役が見解 朝日デジタル 2017年8月9日 9時3分 ● 日米核持ち込み問題 2017年08月11日 12:04 ● 渡辺謙が「核兵器禁止条約」に反対した安倍政権を真っ向批判! 「核を持つ国に追従するだけで意見は無いのか」 リテラ 2016.11.07. 被爆者をバカにしてます。こんなことなら来なくていい! あまりにも不誠実。しかも今回が初めてじゃないそうだ。 ● 江崎大臣より悪質 安倍首相の広島・長崎“コピペ原稿”朗読 日刊ゲンダイ 2017年8月10日 ***************コメント************************** マサコ2017年08月10日 11:49 慰霊や平和の式典に、 行く資格がない場違いな方ですけれど。 国民は、いつまでこの腐りきった人材を買い続けるのでしょうね。 暑さが、ひどすぎて誰もがバテている時にも mariさんは、 心を込めて渾身のお仕事をしてくださいます。 栗原貞子さんの詩。 本当の、「広島」の意味を教え、 日本の罪深さを伝えていらっしゃいますね。 「私たちは潜在する放射能に灼かれるバリアだ」 「捨てたはずの武器を、ほんとうに捨てねばならない」 この2行に、作者の強い意志と経験、 平和への思いを感じます。 意味深い日記と詩のご紹介をありがとうございました。 〜〜〜〜〜〜〜 ヒロキ2017年08月10日 12:54 政府の条約不参加は国民目線からは言語道断だと思いますが、 読売は「参加には無理がある」とし、 産経は条約には触れずに日本の「核への過剰反応」を いずれも社説で書いています。 少しずつでも世論に影響して行くのでしょうか。 日本の核兵器に関する国際会議での姿勢は、1990年代からアメリカ寄りに 変化したと思います。外務省幹部がアメリカ派一色になり始めた頃で孫崎享さん などは居づらくなりました。 2014年の「ウィーンで開催された「核兵器の人道的影響に関する国際会議」 で日本の佐野利男軍縮大使が、核兵器の爆発時には 「対応できないほど悲惨な結果を招く」との見方について、 「悲観的過ぎる。少し前向きに見てほしい」 と発言し非核を求めた諸外国から顰蹙を買ったのを想起しました。 今年4月、広島平和資料館から被爆者像が、 リアルで悲惨過ぎるという理由で撤去されたのと通じるものを感じます。 あの像は目に焼き付いていました。 〜〜〜〜〜〜〜 emiya 2017年08月10日 13:49 悔しさと不思議さと。 私には安部首相のいっている言葉の意味がわからない。 もともとうえんな言い回しにはよわいのだけど。 国家は国民のためにあるのではないということは、長年感じてきたけれど、 それでは真に何のためにあるのか、わからなくなってしまいました。 〜〜〜〜〜〜〜 マサコ2017年08月10日 15:40 日記に取り上げられたこの詩は、栗原さんがベトナム戦争中に 書かれたそうですね。 「異国の基地を撤去せねばならない」 この言葉も素晴らしい世界平和への希求ですね。 今、「世界の猫歩き」で チンクエ-テッレの猫の歌を聴きながら 私が長年行きたい所の猫ちゃんたちを楽しんでいます。 〜〜〜〜〜〜〜 mari 2017年08月10日 15:56 > マサコさん 被爆者たちはもちろんのこと、反戦平和に思いを致すすべての人々は この人の一見しおらしい態度や言葉など、もう絶対に信じないでしょう。 沖縄も広島も長崎も無視してアメリカに追従し、戦争国家をめざす政権の むき出しの素顔が見えますね。 第一の被爆者の悲願だった「被爆者援護法」ができたのが、 戦後50年たってから。遅過ぎました。 いかにこの国の政府が自国の戦争被爆者たちに目を向けてこなかったかが 良く解ります。 そして第二の悲願がこの「核兵器禁止条約」でした。 〜〜〜〜〜〜〜 mari 2017年08月10日 16:15 > ヒロキさん 昔から毅然としていたわけではありませんが、 「唯一の戦争被爆国」として核兵器に対してはかつては否定的な姿勢を 見せていましたが、最近は遠慮なく、恥も外聞もなく、アメリカ追従で 押し通しますね。 国連の諸々の反核兵器の条約や宣言に棄権または不参加が目立ちます。 どのみち自分の意見が表明できない国家など、みっともない限りです。 独立を放棄したいのでしょうか? 核の威嚇も認めない画期的な条約なので、将来の核武装のためには邪魔だと 判断したこともあるのかもしれません。 かつてヒロシマ、ナガサキばかりを強調するのは被害者意識のみの主張の ようで、多少気になったものですが、今やその被害者意識ですら当てに ならなくなりました。 >読売は「参加には無理がある」とし、産経は条約には触れずに日本の 「核への過剰反応」をいずれも社説で書いています。少しずつでも世論に 影響して行くのでしょうか。< おっしゃるように、戦争体験者が激減し、なおかつ、歴史を知らない、教えない 効果が発揮されて戦争や核兵器に対する実感が弱まっているのかもしれませんね。 「最低限の防衛力」などというまやかしも、 いずれは核兵器保持でさえ認めかねません。 〜〜〜〜〜〜〜 mari 2017年08月10日 16:41 > emiyaさん 映像を見ても訳わかりませんね。 条約を批准した方が核保有国に物言う時に 説得力が増しこそすれ、何の不都合があるのでしょう。 そもそもこんな偉そうなことが言えるほど、 核廃絶のために努力してきたっけ? 被爆者たちは本当に努力してきました。 今回も条約成立に力を尽くした人が何人も居ます。 でも、政府はほとんど何もしていませんよ。 なのに「アプローチが違う」などと、 上から目線でケチをつけるんだから・・。 まずはトランプ大統領に、 「北朝鮮とのせめぎ合いで核兵器使用など断じてやめなさい」 と説得してみればいい。それこそ言行一致でね。 そんなこと一言も言えないでいて、よく言うよ、です。 ちなみに、この国は安倍君のものでもネトウヨのものでもありません。 何の権利があって私物化が許されると思っているのでしょうかね。 〜〜〜〜〜〜〜 mari 2017年08月10日 17:19 > マサコさん 栗原貞子さんのこの詩は、 かつての戦争の被害性と加害性の両方を誠実に見つめている、 稀有で貴重な作品ですね。 それまではかつての戦争に対して被害者意識しか持てなかったものですが、 この頃から、実は私たちは本当は加害者であった、という重い事実を 知る人がだんだん増えて行ったのです。 残念ながら昨今は、この時代よりも後退しているかもしれません。 重い話ばかりに接するのは精神衛生上よくありませんね。 私も宅の猫たちに遊んでもらって、気分転換しています。 そして被爆者に対する差別があったことも忘れてはいけない歴史です。 〜〜〜〜〜〜〜 ヒロキ2017年08月10日 18:31 日本が条約に参加しない理由は3つあると思います。 ①アメリカの核の傘に入り核抑止力を肯定しているので廃絶することと矛盾する。 ②日本は独自に核武装する政策を持っている。 その気になれば2週間で核を搭載した弾道ミサイルを完成できる。 技術は一流なのでやる気を起こすかどうかの問題。 なお、原発において発電だけでなく核燃料を準備し、発電後の再処理すると いう全過程を手中にすることを許されているのは核兵器を持っていない国では 日本だけです。 日本は核武装の意図があるのでこの点は断固としてアメリカに例外扱いを認め させました。 ③日本は既に極秘裏に核武装している可能性があります。 〜〜〜〜〜〜〜 マサコ 2017年8月11日 07:32 皆様のおかげで、 ブログに素晴らしい記事をいただくことができました。 mariさんの社会活動は色鮮やかで潤いがあります。 記事に全く親しみが持てない方もいらっしゃると思うけれど ちょこちょこっとした会話のやりとりを読むことで 「何だ自分たちと少しも変わらない人間がやってることだ」 と 思っていただけたら、 嬉しいですね。 中学、高校生が読んでくださったら、 どんなに良いでしょう!! 〜〜〜〜〜〜〜 mari 2017年08月11日 09:18 > ヒロキさん ご教示ありがとうございます。私は単純に 「またアメリカの犬」(犬に悪い 😅 🐶 )やってるな、と思いましたが、 なるほど、もはや独自の核武装のための理由の方が勝りそうですね。 ③だとしたら、もう、とんでもないことですが、あり得ないとは断言できない ところがおぞましい・・・。 >①アメリカの核の傘に入り核抑止力を肯定しているので廃絶することと矛盾する。 ちなみに、こんな指摘もありました。 ● 核禁止条約「核の傘の下でも可能」 交渉まとめ役が見解 朝日デジタル 2017年8月9日 9時3分 〜〜〜〜〜〜〜 mari 2017年8月11日 09:31 > マサコさん おっしゃるとおりです。 知識や認識を深める手前であっても、とにかく関心はある (私自身、そうです 💦)、そんな方々に読んでいただき、 一緒に考えて行けたなら、と思います。 コメントがあることで、親しみを感じていただければ嬉しいですね。 >中学、高校生が読んでくださったら、 どんなに良いでしょう!! 若い人たちこそ切実な問題ですから、 中高生が関心を持ってくださるといいですね! 中高生が読む気になる文章。←実はこれ、最も難しいんですけどね。 〜〜〜〜〜〜 マサコ 2017年8月11日 10:05 何か身体に色のついた人だけがやっている。 そうではなく、普通の人々が悩み苦しみ身近なことに深い関心がある。 それだけで、こんな文集ができる。 と受け取っていただけたら最高ですね。 魔理沙の back number で特に沖縄のことが読まれてるのを知る時、 涙が出るほど嬉しいです。「危険すぎる有刺鉄線」、沖縄戦の写真集。 特に写真では微妙な配列で、写真の中の一人一人になれる体験が 出来るといいなと思います。 感慨深い配慮の行き届いた並べ方をありがとうございました。 〜〜〜〜〜〜 mari 2017年08月11日 10:08 核兵器禁止条約の実現に尽力したカナダ在住の被爆者サーロ節子(88)さんが 条約成立後に行った演説を本文に追加しました。 ● 核兵器禁止条約採択後に国連本部で演説するサーロ節子さん https://www.youtube.com/watch?v=JGd5OioiLak&vl=ja 〜〜〜〜〜〜 マサコ2017年08月11日 10:38 今、サーロ節子(88)さんのビデオ、見せていただきました。 ありがとうございました。 力強いです。 〜〜〜〜〜〜 mari 2017年08月11日 10:38 > マサコさん 日本は政治の話をすると、それだけで「日常的でない」話題になりがちですが、 それっておかしいですよね。 私たちの日常に政治は大きく影響しているのですから。 普通に当たり前に、政治や社会の問題を話せるようになりたいですね。 なんとなく変だ、あやしい、から一歩進めて、 こんなふうに変だ、こうだからあやしい、 さらに進んで、その理由はどこにある? どうしたらより良くなる? と一緒に歩いて行けるのが理想です。 選挙でも投票率が低すぎますよね。諦めなのか無関心なのか、 どちらにしてもそんな呑気にしている場合ではない、 ってことだけでも伝わるといいのですが。 いつも励ましてくださって、ありがとうございます。 〜〜〜〜〜〜 ヒロキ2017年08月11日 11:01 核の傘に入っていても核禁止条約を批准することは可能ですね。 但し、核兵器を違法と見なす条約なので、早く核の傘から脱する行動を示さない といずれ非難されることになると思います。 ②の日本の核武装化は、賛否両論の攻めぎ合いが続いています。 この点、テレビで潜在的核武装能力を保持する必要があるので脱原発には反対だ と明確に述べた石破茂議員が、次期総理として望ましいアンケートの第一位に なったのは気になります。 読売や産経は賛成の方向で徐々に世論を誘導する戦略を持っているのではないか という疑念も感じます。 日本は既に核武装している可能性があることは、原爆が専門の政治学者である 木村朗先生が著書で書いていたのを見てびっくりしました。 原子力を専門とする研究者の話として紹介しています。 〜〜〜〜〜〜 mari 2017年08月11日 11:56 > ヒロキさん >②の日本の核武装化は、賛否両論の攻めぎ合いが続いています。 核武装賛成を政治家が堂々と言える時代になったのですね。 何と言うか・・・、この国の道理は明らかに後退しているようです。 いつ頃までだったか、80年代半ばくらいまでだったでしょうか? まだ旧社会党が非武装中立を明言していて、同時に自衛隊は違憲との世論も 健在で、核武装などもってのほか、が当たり前だった。 そこからなし崩し的に9条の解釈改憲が進み、とうとう集団的自衛権まで認める 安保法制が実現。 同時に核兵器に対する嫌悪感、否定的見方も緩んでしまったのでしょうか。 結局は最低限の防衛力・自衛力を認めてしまうと、当然こういうことになる、 予想通りなのかもしれませんが、滅茶苦茶ですね。 そのくせ「非核三原則は国是だ」とも言っているのですから、不誠実極まりないです。 >日本は既に核武装している可能性があることは、原爆が専門の政治学者である 木村朗先生が著書で書いていたのを見てびっくりしました。 原発を辞めない理由はここにもあるのでしょうね。 私も驚きましたが、あり得ることだと思います。 安倍首相に限らず、自民党の面々は、 はなから被爆者のことなど眼中にないのでしょう。 まったく腹立たしいことです。💢 >非核三原則は国是だ 少なくとも「持ち込ませず」などは、嘘ばっかりだと言われてますし。 ライシャワー証言、ラロック証言など、ありましたね。 最低限、やっぱり嘘吐きを許してはいけない、と切実に思います! 〜〜〜〜〜〜 mari 2017年08月11日 12:27 致命的な誤字があったので、書き直しました。 順不同になってすみません。 > マサコさん ありがとうございます。回りの方々も涙ぐんでいますね。 そして満場の拍手。やはり映像は多くを語ります。 条約に参加しなかった核抑止力を認める核保有国の論理は異常です。 地球滅亡の恐怖と隣り合わせの平和に希望はありません。 人為的ミスや機械的な故障だってあるし、 完璧な管理が出来ると思うことこそ傲慢です。 サーロ節子さんは核抑止論については一言、 「人間が溶けて行くのを二度と観たくない」とおっしゃっています。 ヒロキさんが語っておられる、撤去された広島平和記念資料館の被爆者像は、 その姿を現したものです。 >今年4月、広島平和資料館から被爆者像が、リアルで悲惨過ぎるという理由で 撤去されたのと通じるものを感じます。あの像は目に焼き付いていました。< 見せなくちゃいけないんです。人間の想像力は素晴らしいけれども、 同時に心もとないものでもあるのですから。 〜〜〜〜〜〜 マサコ 2017年08月11日 18:32 「日米核持ち込み問題」を読ませて頂き、ありがとうございました。 水野和夫著「閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済」を今日初めて バラ読みしたのですが、とても面白くて素晴らしい。 特に 242ページの 「中世においては『リベラル-アーツ』を重視しました。長い16世紀に 活躍したのは、哲学科学芸術の素養をすべて身につけた人々でした。 リベラルアーツは自由に生きるための技法を学ぶことが目的です」。 ここのところで魔理沙の事を思い出しました。 続けて 「リベラル-アーツを身につけていない人は、『忖度』にはたけていて、 それだけで歴史の危機を乗り切ろうとします。 まさに『歴史の危機』においてこそ、 リベラル-アーツを学んだ人が国の方向性を考える資格があるのです」 とありました。 教養のある言葉だと思いました。 〜〜〜〜〜〜 ヒロキ 2017年08月11日 22:37 > マサコさん 横レス失礼します。 水野さんの本を読まれたのですね。 その部分は私も感銘を受け、広く深い教養のある方だと思いました。 リベラル・アーツとして芸術(註では音楽学)を挙げておられました。 水野先生はまとめとして、日本とドイツだけが近代文明が捨て去った 「愛・美・真」の三つの価値を人類史上初めて追求できると述べておられます。 希望が湧きます。日本は絶好のポジションを是非とも生かしたいですね。 〜〜〜〜〜〜 mari 2017年08月12日 08:50 >マサコさん >ヒロキさん ありがとうございます。 水野和夫氏の著書を詳しく教えていただき、感謝します。 知り合いの映画評論家もかつて、 「映画を見る、絵画を鑑賞する、音楽を聴く等は趣味とか仕事とか以前に、 生きている上で当たり前のこと」 と言っておられました。 日常に追われるとこれらに接する機会が減り、 明らかに感性が乾燥し、心が貧しくなりますね。 本来人間の心はとても豊かで、自分以外の人や物の機微を感じるのに敏感なはずです。 自分のことばかりになりがちな今の傾向も、それだけ心に余裕が持てないからかも しれません。 「忖度」も権力などの強者に向けられるから悪しき習慣なのであって、 同じ感受性を人の痛みや喜びに向けられたなら、きっと今よりもずっと明るく希望が 持てる社会になるでしょうね。 〜〜〜〜〜〜
by grpspica
| 2017-08-10 20:23
| 命・平和・人権
|
Comments(1)
Commented
at 2017-08-12 12:46
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
|
ファン申請 |
||