hide 様 1975年11月21日 byマサコ |
かぎりなくさびしけれども
われは
すぎこしみちをすてて
まことにこよなきちからのみちをすてて
いまだしらざるつちをふみ
かなしくもすすむなり
---そはわがこころのおきてにして
またわがこころのよろこびのいづみなれば
わがめにみゆるものみなくしくして
わがてにふるるものみなたへがたくいたし
されどきのふはあぢきなくもすがたをかくし
かつてありしわれはいつしかきえさりたり
くしくしてあやしけれど
またいたくしてなやましけれども
わがこころにうつるもの
いまはこのほかになければ
これこそはわがあたらしきちからならめ
かぎりなくさびしけれども
われはただひたすらにこれをおもふ
---そはわがこころのさけびにして
またわがこころのなぐさめのいづみなれば
みしらぬわれのかなしく
あたらしきみちはしろみわたれり
さびしきはひとのよのことにして
かなしきはたましひのふるさと
こころよわがこころよ
ものおぢするわがこころよ
おのれのすがたこそずゐいちなれ
さびしきにわうごんのひびきをきき
かなしさにあまきもつやくのにほひをあぢはへかし
---そはわがこころのちちははにして
またわがこころのちからのいづみなれば
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今未だ噛みしめている途中です。
いくつになっても,私は私。ということで,やっていきたい,というより,それしか自分の在りようはない,という,ごく当たり前のことを思う今日このごろです。
母親から23日に速達のバースディカードが届きました。
「速達」ですから,逆に,母親が私の誕生日を忘れていて思い出したことが赤い文字で証明されていて笑えました。いいひとに間違いありません。
じっくり心静かに詩を読んだ後,またコメントさせていただきます。
本当に有り難うございます。
実はとてもとても長い詩 最後のあの有名な部分にくるとなんだか涙が出ます。
que je suis etre comme je suis.
「私がこの詩を好きなのは、 私が私でいられるから」
フランス語だけでコメントしようとしたら、
このコメント欄では受け付けてもらえませんでした。
それで日本語も付け足して書きましたが、 さて大丈夫かな。。。
マサコ