こんばんわ by えりっく |
いきなりの書き込みすみません。それに代理のモニカさんのところに書き込んでいいものか悩んだのですが・・・
思い切って失礼いたします。。。
>楽譜でシンフォニア15番とインヴェンションを確認しました。
15曲×2の中で特にこの2曲がお好きなのですか?
好きなのです。もちろん、`選ぶ`という行為は他のものを切り捨てなければいけないので、苦しいことなのですが。。
Sinfonia No.15 がなぜすごく好きなのか考えてみました。
音楽が好きな理由を文字にするのは苦手です。ですが、説明するために拙いながらも少し、書いてみます。
出だしの強烈なはやいピアノから、たーんっと伸びる響く音。
ある種、少年の心を持ったまま大人になってしまった
そんな男の贖罪というか なんというか 。。
現実の厳しさから逃げてもいいんだ と夢で提示されながら、
起きてしまうと、また現実の朝がはじまってしまった・・・
みたいなストーリーが勝手に思い浮かびます。
夢と現実。そんな矛盾を抱える`もの`に、私は惹かれます。
それを受け止めて、その上ですばらしいことを示すものに。
Invention No.12
は、精一杯がんばっている少年や少女の姿が思い浮かびます。
結局、この人間の世界でその姿は何よりも変え難い素敵な姿。
およばなくても それでいいじゃないか
その姿を目に焼き付けておこう わすれるな
とでも言っているような気がします。
主メロディーのどんどん移り変わっていく様子に心が奪われます。。
こんな感じでしょうか・・・かなりわかりにくい
自分勝手な表現ですみません。
>インヴェンションの4番は、昔ランドフスカの気の強い演奏に圧倒された事があります。グ-ルドはランドフスカを好きではなかったようですね。
ランドフスカは聴いたことがありません。
今度機会があったらばぜひ聴いてみようかと。
この曲はある種ワルツのような軽やかさと
それでいて戦いに赴く前のような断固たる決意力強さを感じます。
小さい頃、その力強さが出せなくて、
かといって鍵盤を思いっきり叩いたら汚いだけになってしまうと
すごく泣きながら練習した覚えがありますw
それだけこの曲に対する思い入れが出来てしまってたのでしょうね。
我ながら小さい頃の自分に対して笑ってしまいますww
>13番は練習していて、ジャズのような感じがしませんでしたか?
当時はまだJAZZも意識あって聴いたこともないような
(家で親が聴いていたことはありましたが)
年だったので、そのような思いは抱かなかったです。。
グールドのように、こんな軽くて早い13番は弾けなかったので、w
わたくしはもっとこう、重くて深いイメージで弾いていた記憶があります。
元々すごくメロディアスな曲ですしね。
ほんと思いますが、なんて情愛的なメロディーなのでしょう。
大人になってこの曲を練習すると、ついつい余計な雑念が入って
しまいそうな曲ですよねw 小さい頃は純粋だったと
改めて思ってしまいます。。
わたくしはJAZZのピアニストでは、
ビル・エヴァンス や ミシェル・ペトルチアーニ
などが好きです。
マサコさま、モニカさまはどんなJAZZピアニストがお好きですか??
>24年前は、米ナイアガラの「ブライダルベール」という滝のそばで時を過ごしていました。4日の夕方からあたりが紫色に染まりました。
その色は強い記憶となっています
その雄大(だったんではないでしょうか)な色を
僕も観てみたいです
ながながすみません。失礼いたします
えりっく
3つ下のグールドのご命日の記事とそのコメントがはじまりになっています。
ようこそお出で下さいました。
マサコさんの質問に丁寧に答えて下さってありがとうございます。
えりっくさんのピアノのお稽古のようすが目に浮かぶようでした。
インヴェンション1曲ずつ、こんな想いを持って練習しておられたんですね。時代を遡って見せていただきたいです。
さて、コメントのお返事ですが、
マサコさんは電磁波過敏症で電気をあまりつけないので、
夜は比較的早く休んでしまい、ただ今も就寝中です。
プリントアウトしたものを置いておきますが、
明日それを見た彼女がお返事をまとめ、その原稿を私が入力をするので
コメントを入れるのに少々時間が掛かります。
その上、明日は私が早くから出かけて夜遅くなります。
そういう事情で明日の夜かなり遅くまでお返事はかけません。
今しばらく待ってて下さいね。
いえいえこちらこそなんか押しかけた形になってしまってw
すみません、。
別に返事が欲しくて書いたわけでもない上に、、
逆にこの年になって 今のおれなりの言葉でグールドのバッハを
考える機会が与えられたことにむしろ感謝しているくらいです。
ほんと、無理にお返事とかいいのでw
わたくしは、ほんとに好きな`もの`を言葉にすること
あまり好きではないというかなんというか・・・
好きなものはどう考えても「好き」だということで、
感じるままに完結してしまっているというか・・・
ある意味逃げなんでしょうけど、きちんと考えることをあまりしません。
なので、ほんとに今回はいい機会だったかと思います。
これからも、ちょくちょくのぞかさせていただきますね。
ではでは