7月2日(木)シュノーケルと大島紬 |
4:00過ぎ、というのはマサコさんの起床タイム。
「外がきれいよ」と言われて日の出を見るために室外に。
午前5時8分
午前5時11分
午前5時12分
午前5時13分
午前5時17分
午前5時21分
午前5時35分
午前5時38分
午前5時39分
午前5時40分
午前5時41分
7:30の朝食は和風
納豆と卵かけご飯で1膳づつ、が妥当なところだが、
おかずがたくさんあっておいしいときて、マサコさんは三杯飯!
9:00からはビーチシュノーケルである。
その日にならないと体調がわからないマサコさんも意欲満々で一安心。
先生は、鎌倉育ちのレモンちゃん。
水着の上にダイビングスーツを着ようと奮戦しているところに若者がニコニコ登場。
角砂糖くん:「ハ ラ ノリコさん、モニカさん、マサコさん」と順に指さす。
私たち:「えっ」
角砂糖くん:「前に会いましたよね。ダイビングで」
私たち:「あっ、あのときの人!」
マサコ:「2が多かった人でしょ。わぁ、立派な青年になって・・・」
角砂糖くん:「そうそう、数字占い、よく覚えていますね」
4年前の9月。原家の3人は、この地を訪れ、生まれて初めてダイビングをした。
体調が悪かったマサコさんは、海中に入ることができないで浜でひなたぼっこをするはめになった。
海から帰ってきて宿舎のプールで先生の特訓を受けたが、そこで雑菌をもらってか、口内炎になってしまった。神戸から持ってきた腹痛のうえに口内炎が加わり、結構惨憺たる有様だったっけ。
さて倉崎ビーチは宿のそばの小道をたどって数分。こんなに近かったのだ。
モニカ:「前に来たのもこの海岸だったんじゃない?」
ノリコ:「そんな気もするけれどよく覚えてない」
大きな浮き輪ふたつと先生ふたりに生徒3人で順調に・・・の筈が、
あら、モニカさんがこけたりしている。スーツの上着のサイズが合わなくて腕が動かないという。
最初に着たときにもぶつぶつ言ってたが、レモンちゃんが「水に入るとフィットします」と言うので我慢したのがまちがいの元だった。
どうも拷問されているような状態らしい。
それを聞いたレモンちゃん:「では着替えてきましょう」
角砂糖ちゃんとモニカさんが宿まで往復している間に、ふたりの生徒は珊瑚礁の間をスイスイ泳ぐ魚やじっとしている得たいのしれない物を眺めて歓声をあげ・・・られないか。
やがてモニカさんが再登場し、角砂糖ちゃんはここで次のグループの仕事に向かう。
1時間半の予定を少しオーバーしてもらって11:00ころレッスン終了。
お昼はたくさんあるメニューの中からそれぞれ選ぶ。
かしゃの葉ランチ
島魚のソテー
フォレスト風ワンプレートランチ
食後にはひとつなら150円ふたつなら280円みっつなら400円というアイスクリームを、もちろん3つ頼み、食べ比べをする。
さて午後のご予定は?
14:15マサコさんが前から行きたかったという「夢おりの郷」を目指す。
夢おりの郷
まず大島紬の製作過程の見学。
そして3人で着付けをしてもらって写真撮影。
自慢じゃないが、ゆかたと綿入れ以外の着物を着たのは初めてだ。
ふたりがトイレに行っている間に着物を選んだのはノリコさん。
マサコさんは自分が選んだ着物を着たいといってアンコール。
その後、機織りにトライする。モニカさんは2度目だが、ふたりには初体験。
ところでこれがマサコさんの通常のスタイルです。
室内でも電磁波よけの帽子と上着
外に出るときはこれにサングラスとマスクが加わり、空港の警備員が神経をとがらしているように見えました。
これができあがった各人の作品です。
たっぷり遊んだ「夢おりの里」を出たのは18:25。
例の山を通って帰るか、直行するか。
そうだ、Yさんのためにビデオ撮影をしよう。
説明を吹き込みながら歩いていくモニカさん:「ひょっとして、TKさんではありませんか?」
祖父の山には数回来ているが、入り口近くにある家の人には、これまで会ったことがない。
女の人(後にTMさん94才と判明)が外に立っている男性(数年前にモニカさんが会ったTK氏、年齢未調査)と話しをしていた。
気配を感じたTMさんが視線をモニカさんに。で、男性が振り返ったというわけ。
TKさん:「あんたたちのとこの山はココじゃない。今にこの土地は俺のだと言って人がくるからとYMさんに注意しとったとこだ」
ノリコ:「それなら祖父の山はどこなんですか?」
TKさん:「こっちだ。ついて来なさい」
彼が示した所はかなり北寄りの土地で、道に面して平坦な部分がある。ここなら別荘が建てられるかも。
奥に延びる道をたどると人家がひとつ。
TKさんは家の裏手に行き、この溝が境界だと説明する。
そうこうするうち家の中から男性(後にSKさん、55才と判明)が現れる。
SKさんは、中学を地元で卒業し高校から東京に出ていたが、10年前に両親の介護のためにUターンした。今はひとり暮らしとのこと。
土地の位置の間違いの元は、5年前の住宅地図にSKさんの名前がTMさんの家のところに書いてあったことだ。
モニカさんは、国土調査の図面と山や道の現実の形が違う、とこだわっていたが、それも道理、そこは他人(といってもTMさん)の山だったのだ。
今夜、宿においてある図面で確認しよう。
どういう繋がりかわからないが、TKさん、TMさんそしてSKさんも原家とは親戚関係になるらしい。
これが田舎というものかもしれない。
SKさんには庭になっていたパパイヤの実をみっつとスモモをどっさりいただいた。
宿に戻ったのは20:00、
飲んだお酒はきょらむんさんと例の聞き酒
黒糖氏の島唄ライブを楽しみ、
地図を出して検討したいけれど睡魔に襲われて全員爆睡に入る。
なんといっても正しい土地の位置が判明した実り多い1日であった。
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ただ1泊2日というのは明細がないので、メニューをうつしてこない限りわからないことになります。ノリコ
奄美塩アイス、おいしかったです。モニカ