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by grpspica | 2016-03-01 00:00 | 命・平和・人権 | Comments(0)
2016年 02月 19日

韓ドラ案内  byマサコ

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「ヒーラー」は主演男女の華やかさに味のある人々で味つけされた風味ご飯のようなサスペンスもの。
と言ってもおふざけあり、韓ドラ特有の人間心理がよく煮詰まっている。


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「家族なのにどうして? 僕らの恋日記」
名作中の名作。
家族関係の綾や絡みが、名人芸の脚本。
飽きがこないし、ウンザリする暇がない。
必見!!


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「私の残念な彼氏」
インテリアと花と自然が美しい。
特に第11話は、山場で盛り沢山。
大国からいじめられ続けて「夢がなかったら生きて来れなかった」韓国が心を込めて作り上げるドラマの力は信じられる。


by grpspica | 2016-02-19 17:59 | 映画・ドラマ | Comments(0)
2015年 11月 02日

「ミレニアム」と「弁護士の資格」  byマサコ

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「ミレニアム」はスウェーデンの恥部をえぐったベストセラー小説。
この度、イマジカがこの三部作の映画を全部放映した。
原作の映画化でギャフンとなる程嫌な作品は、「香水 ー ある人殺しの話」だけど、『ミレニアム』は映画も大成功している。
一部はある家の不気味な過去を扱い、二部は女性主人公リスベット・サランデルが大活躍。
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三部は裁判を中心に裁判上の駆け引きや、勝つための様子が見事に映し出されている。
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全編、白熱の名画。


韓ドラの「弁護士の資格」も社会性を追求した実に手の込んだ名作。
家庭内に法律家がいて、事務所の様子も知っているので、思う存分楽しめ、また2作とも愛を追求した作品なので、心に残る。

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by grpspica | 2015-11-02 22:18 | 映画・ドラマ | Comments(0)
2015年 09月 22日

尹 東柱「序詩」の邦訳を巡って  byマサコ

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チャン・ウニョン先生訳、尹 東柱(ユン・ドンジュ)「序詩」の詩を読んで、初めてこの詩の本当の輝きを知った。これなら、納得できる。
よほど悪い訳で読んでいたせいか、今までこの詩が陳腐に思えたのかしら?と思って、他の訳を探してみた。
問題は6行目だった。
チャン・ウニョン訳
  「すべての死にゆくものを愛さねば」とある所、
伊吹郷訳では
  「生きとしいけるものをいとおしまねば」
とまるで、将来日本で収監され、獄死させられる自身の運命と、
日本の朝鮮支配によって殺された人だけでなく、
朝鮮からすべてを奪った意味すら、上手にもみ消している。
このように言葉によって、自分たちのドス黒い罪を大きな生命の中に溶かし込む。
茨木のり子は、伊吹郷とこの訳詩を絶賛しているが、これは詐欺ではないか?
原詩は、少しハングルを知っていれば、誰も例外なく普通に訳すもの。

  서 시 -- 윤 동 주 --    1941年11月20日

 죽는 날까지 하늘을 우러러
 한 점 부끄럼이 없기를, 
 잎새에 이는 바람에도
 나는 괴로워했다.
 별을 노래하는 마음으로
 모든 죽어 가는 것을 사랑해야지.
 그리고 나한테 주어진 길을
 걸어가야겠다.

 오늘 밤에도 별이 바람에 스치운다.


              伊吹 郷 訳
   死ぬ日まで空を仰ぎ
  一点の恥辱《はじ》なきことを、
   葉あいにそよぐ風にも
   わたしは心痛んだ。
   星をうたう心で
   生きとし生けるものをいとおしまねば
   そしてわたしに与えられた道を
   歩みゆかねば。

   今宵も星が風に吹きさらされる。
   
   
              チャン・ウニョン訳
   死ぬ日まで空を仰ぎ
   一点の恥なきことを、
   葉に立つ風にも
   わたしは苦しんだ。
   星を歌う心で
   すべての死にゆくものを愛さねば。
   そして わたしに与えられた道を
   歩みゆこう。

   今宵も星が風に吹かれている。


日本の罪をごまかす仕事に、詩に関わる人々、それも朝鮮に思いを寄せていたとされる人々が関わっていた事を知りショックを受けた日だった。


 尹東柱wiki
訳が詩を殺す…尹 東柱の『序詩』について




by grpspica | 2015-09-22 21:52 | 本の感想など | Comments(0)
2015年 09月 15日

水野直樹・文 京洙著「在日朝鮮人 歴史と現在」を読んで  byマサコ

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垢抜けていてセンスのいい本。
美しい水の滴る野原に素直な樹木が茂る存在感を示す著作。(水野直樹)
文章が京の都のように雅やかで、潤いに朱が混じったような、柔らかで淡々とした筆運び。(文京洙)
政治や痛めつけられる人々、でたらめや理不尽、ご都合主義や虐待。
数知れない日本の罪障が記述されている。
過不足のない説明は、繊細な配慮によって強化されて、より一層、的確に読者の心に届く。

在日朝鮮人が生き抜いた歴史には、これでもかこれでもかと苦難が降り注ぐ。
その大半は、日本人が作っている。

先ごろ三菱マテリアルが敗戦後、初めてアメリカと中国に犯した罪を謝った。
しかし朝鮮人虐待については沈黙している。
1991年から在日コリアンのことを詳しく知りたかったが、
この本でますます奥深いところまで知ることができたことを感謝しながら読んだ。

あまりにも細やかにいろいろなことを記されているので、どこをどう取り上げていいか思案したが、
第4章「二世たちの模索」p166で初めて知った山村政明(梁 政明)さんの事を。
1945年生まれで70年10月に焼身自殺を遂げた。25年の生涯。
遺稿集「いのち燃えつきるとも」がある。

ショックだったのは『朝日新聞1965年3月31日の社説(「法的地位協定」p159-160)
「子孫の代まで永住を保証するとなれば、将来この狭い国土の中に、
 異様な、そして解決困難な少数民族問題を抱え込む事に」
狭いのは国土でなく日本の心。異様なのは日本人。
解決困難にしていたのは日本人の先見に明のなさではなかったか?


関連日記
太宰治と他の人々  byマサコ   (山村政明(梁 政明)さんを読んで)




by grpspica | 2015-09-15 00:00 | 本の感想など | Comments(1)