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by grpspica | 2016-02-05 00:00 | Happy Birthday | Comments(0)
2015年 02月 26日

田中希代子先生へ 2月26日 ご命日に byマサコ

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花の色は 霞にこめて 見せずとも 香をだにぬすめ 春の山風

古今集 巻第二(春歌下)良岑宗貞  


--------------
田中希代子先生

19世紀のドイツ哲学者ヘーゲルは著書「美学」の中で、芸術を、物的なものの減少.と表現力の増加から、建築、彫刻、絵画、音楽、詩の5つにランク付けしました。

それが以下の5つ。

  第1芸術 : 建築 
  第2芸術 : 彫刻
  第3芸術 : 絵画
  第4芸術 : 音楽
  第5芸術 : 詩

しかし私は先生の演奏に、この音楽以外のジャンルをすべて感じますので、
そこが4次元の音楽の持つ強みだと思います。
5つの芸術以降、人によっていろいろな物を加える試みがあるそうです。
第6番目に舞踏をいれたり、フランス人は第7に映画を加えたりしています。

しかし文章も音楽も充分に映像効果を持っていますね。

人の心そのものが、芸術活動なのでしょうか?
生きて苦しむことが哲学になり、真の喜びに至るとは、宗教の領域にもなるのかな?

そして、何もなくなる........。
by grpspica | 2015-02-26 00:00 | 音楽・哲学・宗教 | Comments(0)
2015年 02月 05日

田中希代子先生へ 83歳の日に byマサコ

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春霞 色のちぐさに 見えつるは
たなびく山の 花のかげかも 

古今集 (巻第二春歌下) 藤原興風


--------------

先生、お元気でいらっしゃいますか?
お弾きになったパデレフスキーの「メヌエット」の演奏を思い出しながら、お便りしています。

とても上品なサラッとした香しいメヌエット。ヨーロッパの古城のような格調で、子供の頃、聴いていました。

83才、おめでとうございます。

夜、星を見上げる時、今、お住まいの星からピアノの音が聴こえてくるといいなと思うばかりです。

先日、崔承喜さんの評伝を読みましたが、ヨーロッパや南米等での先生のコンサートの評がいくつも読めるような評伝が出版されると嬉しいと思っています。

先生と崔承喜さんの共通ワードは「ぶっきら棒」。
その他もお二人はそっくりです。

では、またの時に。 ごきげんよう。
by grpspica | 2015-02-05 00:00 | Happy Birthday | Comments(0)
2015年 02月 04日

緑陽さんの音楽紀行  byマサコ

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緑陽さんが書かれた
「田中希代子演奏 モーツァルト「ピアノソナタ第12番ヘ長調K.332」を聴く」
を読む事が出来た。
常々、「田中希代子さんのお弾きになった世界を、文章で再現出来ているものを読みたい」と切に願っていた私にとって、最高のプレゼントだった。

緑陽さんは、ベートーヴェンのピアノソナタ全集についても、明晰・真摯・繊細・的確。感覚神経と論理性が常に上品で明瞭なバランスでその本質を書き分けていらっしゃる。たいがい音楽を語る人には、欲と我と見栄がつきものなのに、その手の嫌味が全くない。誠に奇特な人物が遂に現われて下さったものと、神さまに感謝している。
これは「韓国、美しい風景を訪ねて」(原題『韓国の美しい秘境』)の著者イ・チョンウォン氏と全く同じ資質を音楽で展開されたものと思う。

ベートーヴェンのピアノソナタ16番について、作曲当時、徐々に聴覚を失いつつあったベートーヴェンが第2楽章の一部で、その不安と憔悴を表わしている個所を指摘なさっている。
10代の頃、シュナーベルの演奏で病床からコモ湖に連れ出していただいているように感じていた2楽章で、私もどうしてこんな美しい曲想に焦燥が現われているのかしら?と思った事があるフレーズだった。
見事な指摘と思いやり、洞察だ。

映画評論で、梅本洋二先生が「人と映画の話をすると、イライラする」おっしゃったが、私もしばしば人と音楽の話になると敬遠したくなるような文や言葉に出会う。
そんなストレスを一挙に洗い流して下さる緑陽さんの音楽のお話。
細かい事によくよく気づき、現実の事と目に見えないものを感じ取る神経。
そして誰も傷つける事なく表現出来る愛情豊かな取り組みに、心から励まされる。
by grpspica | 2015-02-04 16:20 | 音楽・哲学・宗教 | Comments(0)
2015年 02月 02日

グールドと田中希代子さん byマサコ

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ほとんどショパンの録音がないグールドとバッハの録音が全くない田中希代子さんは、お互い、いわゆる同じ服を着る事が少ない音楽家。

その中で、モーツァルトのハ短調のコンツェルトは、男性と女性、コンサートを止めた音楽家とコンサートを1年に120回もこなした演奏家の違いが表われ過ぎている。

本来、人を比べる事は無意味かも知れないけれど。

独居・蟄居の龍であるグールドと,赤い靴を脱ぐことが出来なかった少女の違いが表われていて、私には悲しい思い出のCDになっている。

他人の人生や生活、運命をなにも深い所がわからない人間が、あれこれひも解くことは、おこがましいことだと思う。

芸術が人の支えになることだけ信じて、毎日を生きよう。
by grpspica | 2015-02-02 00:00 | 音楽・哲学・宗教 | Comments(0)