葉蘭と紫蘭 byマサコ |
花は咲かないけれど、根の付近には根や実や、魅惑のオブジェがある。
しばし、その美しい音に聞き惚れる。
葉蘭は、陽焼けがひどく、しかも葉が長く大きいので、見られたものではない庭の草になって来ている。
以前は5月末にやっと芽が出る紫蘭は、12月初めに芽が出て、しかも太陽に殺される。
だから、ワラやコケをテント代わりに守らないといけない。
無くなった所は丁度円形ハゲみたいで、周囲を生き残りが囲んでいる。
奄美の人のように背がとても低くなり、まるで高山植物のよう。
葉の焼けは、火事場のようになる。
咲き終わった後は日ごとにコゲ具合を切っていくのが少し厄介に感じるようになった。