October really makes me happy. 2 by マサコ |
1.
日本の各地からお風呂屋さんが消えつつある中、
TVで薪でお湯を沸かす銭湯(練馬区)が紹介された。
薪は全て解体家屋からの廃材を自らチェーンソーで切る。
湯の温度を一定にする火の扱いにも長年の勘が要る。
薪で湧かしたお湯は柔らかいそうだ。
入浴後は、近くの食堂でビールと焼き鳥がここの銭湯の定番。
長年、その人にしか出来ない事をやり続け、地域住民を助け合って、遠方のお客も呼んで来れる。
ご主人のお顔と声は、お金儲けより人との繋がりを大切になさった世界の美しさだった。
コメンテイターは「昭和30年代のレトロ」と。
ポワンとした空間や人の礼儀が今より大切にされた時代。
「昭和、昭和、昭和の子供だ。僕たちは」の歌を思い出して唄う。
2.
新大久保や鶴橋でのヘイトスピーチは有名だけど、
近くの長田では、スーパーマーケットでもヘイトスピーチがあると言う。
「ヘイトスピーチ」を日本語に訳すと「悪口雑言」だけだろうか?
政府は、日本のでたらめを「気分がよろしい」といわんばかりに野放しにしているが、
戦争前の出来事の1つに思われる。
3.
村岡花子さんの評伝がベースの連続TVドラマ「花子とアン」が終了した。
しばしば、遠き日々の反戦が重んじられているのに、現在は好戦まっしぐらの日本で見ていて戸惑いを覚えた。
モンゴメリーの小説「青い城」の解説を「婦人通信」で読んだ。
未読なのが残念だが、女主人公の周波数が自分に似ているような気がしている。