しらん しらん byマサコ |
2003年9月3日、紫蘭の株分けをスタートに
私の園芸狂いが始まった。
まずは、近所に山程配って歩き、後は庭の6ケ所に分けて植えた。
4年後、隣家も、そのまた向うのお宅で、
あちこちで「しらんしらん」が歌を歌っている。
シランは土と場所を選ばない。
花姿の美しさと葉の豊かさは、どんな人にも好かれる。
山では、絶滅に近いそうだが、庭ではいたって丈夫に増えていく。
この間、「口紅」という名のシランを求めたが、
確信犯的に2個のうち1つは腐っていた。
腐っていると言えば、百合の球根。
時々、腐っているから安く売られていてものがある。
不良品在庫一掃の店の作戦に乗せられる私は
「百合のお葬式」を丁寧にする。
「また花に生れ変わってね」
「誰も買ってくれなくて淋しかった?」
など、ブツブツ言いながら。
咲かなかった花の霊が、咲いている花につくことがあるのだろうか?
その場合、咲いている花はダメになるの?
それとも美しさが増すの?