東方美人茶、来たる byマサコ |
元町の中華街で、目が飛び出て50グラムしか買えなかった台湾の「東方美人茶」を試している。
一人でFMを聞きながらのテイスティング。楊貴妃が現れたようなお茶だけど濃度が難しい。
紅茶の中に淡々としたジャスミンと蚕がいるみたい。繭を茹でた「白湯」のような...。
折しも初めて、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ニ長調をベートーヴェンがクレメンティの奨めでピアノ用に編曲したものを聞いたのと同じくらい、物珍しい。
と思ったら、今度は、チャイコフスキー作曲のバレー音楽「くるみ割り人形」の中から『チョコレート・スペインの踊り』がかかり、まさか聞き間違いかと思っているところ。ホストとホステスが口々に「今まで聞いていた『くるみ割り』は全曲入りのCDでなかった」と驚いているから、本当だった。
全集と言いながら、結構割愛している文学全集と同じという事だろう。
今のところ、東方美人茶には、相性がなさそうで、ホッとしている。
お茶で美人の素っ気なさを味わう私は、今まで身近に美人なるものに縁がなかった。
しかしなぜ「美人」という名が付けられたのだろう。
このお茶のお味には、美人のすべての要素が入っているからなのだろうか?
東方美人こぼれ話
http://www.taiwancha.net/dongfangstory.html
東方美人はウンカと人の共同作業
http://hojotea.com/jp/posts-895/