#2 2016年12月15日@ホテルのビジネスセンター&お茶屋さん byモニカ |
1年ぶりにあの樹々に挨拶に行こう。
来られても迷惑かもしれないあの老法医学教授へのお土産も持ってきた。
でも、言葉が通じないからどうしよう。。。
思いついて電子辞書で「お土産」という言葉を調べる。
「礼物」と出てくる。なんだかなぁ。。。。。
後から考えると、ネットの自動翻訳機でよかったけれど、思いつかなかった。
そうだ、コンシェルジュに頼んで、中国語でメモしてもらおう。
大急ぎでフロントへ。
フロントの人は話があまり通じず、ビジネスセンターを指差す。
「あそこで話をしてください」というのだ。
入ってみると、日本語が話せるナンシーさんがいた。
話をよく聞いて、中国語の手紙を書いてくださった。
その手紙。下には我々の名前と住所が入っている。
「台湾の高齢者はよく昼寝をしますから、訪問時間は15時以降に。
暗くなる17時以降は不審がるのでやめが方がいい」
と細かな指示をしてくださる。
ではそれまでの空き時間、あの家の近くにある、
モニカと同じお茶が好きという店長さんのいるお茶屋さんへ行こう。
いざ、出発。。。
今回は杉林渓茶を手に入れたいと思っていた。
思いがけず台南で購入できたけれど、台北の老舗で購入したいと日本を出る前から調べていたのだ。
いくつかある店から1つを選んでいたけれど、どうもしっくりこないので、再度検索。
「これだ」と思う店を見つけた。それが「長順名茶」。
TAIPEInavi 長順名茶
こじんまりとした静かなお茶屋さんに、静かで穏やか、美人の店長さんが座っていた。
ゆったりとお茶をいただきながら、訪台の経緯、つまり祖父が建てた家をグーグル・マップで見つけたことなどを話し始める。
ナンシーさんの書いてくださった手紙も読んでもらう。
ひょうたんの茶漉しもかわいい。
たくさんのお茶を買って、そろそろと腰を上げかかった15時過ぎ、
「私の仕事は16時までだから、その後でよければ通訳をしてさしあげましょう」
と申し出てくださる。
こんなありがたいことはない。渡りに船とお願いして、
それまでの時間、先発偵察隊として、まだ家があるかどうか見に行くことに。
さあ、この1年のうちに家がなくなってるなんてこと、ないよね。。。などと言いながら店を出た。
〜〜〜〜〜〜〜
お茶屋さんで買ったもの。
茶さじとひょうたんの茶漉し
モニカ好みの阿里山茶
標高1600m以上で採取された新芽が原料なので甘みがある。&
杉林渓地区で栽培、甘い余韻が特長という杉林渓茶
左・金木犀の香りのお茶、
中央奥・碳焙凍頂烏龍茶(安渓式龍眼碳焙法により甘みと酸味、香りのバランスが素晴らしいらしい)
中央手前・清香烏龍茶 フレッシュな茶葉で清々しいお茶らしい。
右手前・招牌凍頂茶 伝統的製法の香ばしい凍頂烏龍茶、
さあ、飲み比べが楽しみ。
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2016年12月15日東門町の家まで へ
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