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2017年 12月 03日
今年の夏、東京芸術大学で戦没音楽学生の作品(作曲)を 演奏するコンサートが開かれたとのこと。 この間は、台湾の近海で米軍の攻撃で船が爆破され、 亡くなった日本兵士達は、10万人いると聞いて、 台湾の人々が未だに供養してくださることを知った。 たった72年前のこと。 戦争の足音ばかりが聞こえて来て、嬉しくない年の瀬なのに、 TVでは、人口の0.8%しかいないクリスチャン以外の人々が クリスマスの飾り付けを喜んでいる映像が流されている。 図書館から借りた治安維持法の犠牲者となった鶴岡出身のエスペランティスト ・斎藤秀一(さいとう ひでかつ)の評伝にやっと目を通し、 今は楊 應吟(よう おうぎん)の「素晴らしかった日本の先生とその教育」を読む。 この本は一見帯付き風であるが、表紙に印刷された「帯」にこう書いてある。 「日本人よ、もう一度、素敵に花を咲かせて下さい!」 はあ?とため息が出て、どんな顔をしていいのかわからない。 1926年生まれの楊さんは日本語教育を受け、立派な日本語で、この本を書いた。 特に興味深いのは、第4章の児玉総督と後藤新平の事。 当時、16万9000人いた阿片中毒者の問題を医学博士でもある後藤新平が、 アヘンを専売にして登録させた常習者にだけアヘンを販売した事。 この為に、 「阿片は台湾の風土病の悪しき環境に適応するための1つの方法」 と言われた状態を大きなトラブルなく、自然に減少させ、 終戦の年には皆無にしたとのこと。 一人の偉大な人のお陰で、全てが良くなった史実に目を丸くして読んだのであった。 「一人は万人のため、万人は一人のため」の言葉を思い出している。 斎藤秀一氏wiki 楊應吟(よう・おうぎん) 大正15年(1926年)12月、台湾台南市生まれ。 日本教育を受け、州立高雄工業学校を卒業後、終戦を迎える。 戦後に台南の私立長栄高級中学校を経て、 省立工学院(現・国立成功大学)建築工程学系を卒業。 経済部聯合工業研究所工程材料研究室にて数々の成果を上げ、台湾の建設に貢献。 その後、針灸の道に進み、無鍼バリ療法を考案、台北にて弘明堂鍼灸院を開業、 この道38年の治療実績をもっている。 著書に『素晴らしかった日本の先生とその教育(桜の花出版)』 **************************
by grpspica
| 2017-12-03 20:54
| 命・平和・人権
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