mari日記:誤解しようもない暴言 |
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2018年 01月 27日
25日の衆院本会議で、共産党の志位和夫委員長の代表質問中、 話題が沖縄での頻繁な米軍機事故の問題に及んだ際に、議員席から 「それで何人死んだんだ」というヤジが飛んだ。 ヤジった主は自己申告で早々に判明。 松本文明内閣府副大臣だった。 政権の要職にある議員がこのありさま、などということには安倍政権では 特に珍しいことではなくなっているが、人の生き死にをヤジにするとは、 さすがに呆れる。💢 松本議員は翌26日、早々に引責辞任したが、辞めればいいというものでもない。 松本氏は記者会見で 「人が亡くならなければいいのかというような誤解を招いた」 と弁明しているが、 この発言のどこにどう誤解を招く余地があると言うのだろうか。そのまま 「それがどうした。誰も死んでないじゃないか」 以外の意味があるとでも? 暴言、失言、妄言の際に政治家は決まって「誤解を招いた」と弁明するが、 そのうちのほとんどが今回と同様、誤解する余地など微塵もないものだ。 結局は自分は悪くなく誤解されただけ、と責任逃れしているにすぎない。 それにしてもかつて沖縄北方担当相だったこともある議員がよくも言った ものだ。 ま、安倍首相の言う適材適所なんてこんなもん、ってことだね。 ↑ 「大変誤解を招く発言でご迷惑をかけた」と松本議員。 何がどう誤解なのか、迷惑は誰に対してなのか、 これまでに米軍関連事故で何人が亡くなっているのか 知っているのか? とか、もっとガンガン突っ込み入れてよ、記者諸君! 頻繁な米軍関連の事故に対してアメリカ側にきっぱり物言うこともできないくせに、 負担を強いている沖縄に対しては平気で命を軽んじた発言をして憚らない。 いまさらながら、いったいどこの国の政治家なのか!? こんなことはもちろん、今に始まったことではない。 戦後自民党政治がずっと継続して行ってきたことだ ↑ 「しんぶん赤旗」2018年1月26日 ちなみに1952年から2012年までの間に米軍関連の事故・犯罪によって命を失った 邦人犠牲者は1088名。その大半は、沖縄の人々だ。 米軍機事故に限って言えば、沖縄関連だけでも以下のように頻発している。 ・・・ 📎【沖縄関連、米軍機事故】・・■印は住民を巻き込んだ死傷事故 1950年 ■8月 - 沖縄本島の読谷村に米軍機の増槽(補助燃料タンク)が落下して 住民1名死亡。 1951年 ■10月 - 沖縄本島の那覇市に米軍機の増槽(補助燃料タンク)が落下して 住民6名死亡。 1958年 ・3月7日 - 沖縄の那覇の南方の海でR4Q輸送機とレーダー哨戒機が空中衝突し 両機とも墜落。 1959年 ■6月30日 - 宮森小学校米軍機墜落事故 沖縄本島の石川市(現・うるま市)にある石川市営宮森小学校(現・うるま市立宮森小学校) に嘉手納飛行場を離陸した米空軍のF-100Dスーパーセイバー戦闘機が墜落し爆発 炎上。この事故ではパイロットは機体を放棄してパラシュートで脱出した。しかし 無人となった戦闘機は小学校に墜落し、墜落現場となった小学校とその周辺にいた 民間人ら17名(そのうち小学生は11名)が死亡。 その他に重軽傷者200名以上を出す大惨事となった。 1960年 ・9月22日 - 沖縄本島の那覇の南南東約290キロの宮古島付近にて米海兵隊所属の DC-6輸送機が墜落し乗員26名全員が死亡。 1962年 ■12月20日 - 沖縄本島の嘉手納基地に着陸しようとしたKB-50J型空中給油機が 滑走路手前にある電柱に接触して墜落。飛行機は滑走路近くの民家に墜落し大破 炎上、住民2名死亡、重軽傷2名、乗員5名死亡、重軽傷2名の大事故となった。 ・12月21日 - 沖縄の糸満町の海岸にFJ-3が墜落。パイロットは無事脱出し、 住民にも被害は無かった。 1965年 ・12月5日 - 沖縄東方の太平洋でアメリカ海軍の空母『タイコンデロガ』のエレベ ーターからB43熱核爆弾1発を搭載したA-4E スカイホーク攻撃機が海に転落、 パイロットとともに核爆弾も失われ未回収となった。1名死亡。 1966年 ■5月19日 - 沖縄の嘉手納基地を飛び立ったアメリカ空軍のKC-135空中給油機が 嘉手納町とコザ市(現・沖縄市)の境にある道路に墜落し、たまたまこの道路を 走っていた本土から仕事で来ていた会社員の運転する車を巻き込んで大破し 会社員1名が死亡した。飛行機の乗員10名も全員死亡した。 1968年 ・11月19日 - 沖縄県の嘉手納基地でB-52爆撃機が爆発を起こした。 幸いに死者は出なかった。 1969年 ・10月18日 - 沖縄県の勝連村にある米軍港ホワイトビーチ桟橋のすぐ近くの海で 米軍のヘリコプターが墜落。落下した破片で米軍基地で働いてる日本人1名が 重傷。ヘリコプターの乗員18名のうち3名も死亡。 1970年 ・4月10日 - 沖縄県那覇市南約30kmの海上で那覇基地所属のC-134A輸送機が 墜落。乗員9名は行方不明となった。 ・7月20日 - 沖縄県の読谷飛行場上空でパラシュート降下訓練をしていた米兵が 風にあおられて飛行場の外に降下した。負傷者などは出なかった。 ・7月27日 - フライング・タイガー・ライン45便那覇沖墜落事故 沖縄の那覇空港に着陸しようとした米軍チャーター機のフライング・タイガー航 空のDC-8旅客機が空港手前に墜落し乗員4名死亡 1971年 ■10月 - 沖縄県の読谷村にジェット練習機が墜落し農民1名が負傷。 ・11月3日 - 岩国基地所属のA-4攻撃機が、沖縄の那覇市北西約24kmの海上に 墜落。乗員はパラシュートで脱出して無事に米艦艇に救助された。 1973年 ・12月5日 - 沖縄県中頭郡西原村(現・西原町)のサトウキビ畑にCH-46ヘリコプタ ーが墜落し乗員3名が死亡した。現場からわずか200m離れた場所にはガスタン ク(500立方m×2基)があり、もしそこに墜落していたら大惨事になるところだった。 1981年 ・2月5日 - 沖縄県国頭郡伊江村の伊江島にある米軍射撃場でヘリコプター2機が 射撃訓練中、1機が機関銃を誤射した。場外の民家のブロック壁が割れるなど したが怪我人は出なかった。 1982年 ・4月6日 - 沖縄県の嘉手納基地所属のF-15戦闘機が沖縄本島北西約75kmの海上 に墜落。乗員2名はパラシュートで無事に脱出し、海兵隊のヘリコプターに救助 された。 1988年 ・10月31日 - 沖縄県国頭郡東村の米軍演習場にて2機のCH-46ヘリコプターが 接触し、1機が墜落。 1989年 ・3月14日 - 沖縄県中頭郡読谷村にある残波岬の北約18kmの海上にSH-3ヘリコ プターが墜落。 ・5月31日 - 沖縄県糸満市にある喜屋武岬の南東約17kmの海上で揚陸艦から発進 しようとしたCH-53ヘリコプターが墜落。 1993年 ・12月17日 - 沖縄県の嘉手納基地を離陸したF/A-18ホーネット戦闘攻撃機2機 が空中衝突をおこし沖縄本島の東南沖の太平洋に墜落。 1994年 ・4月4日 - 沖縄県の嘉手納基地の嘉手納弾薬庫近くにF-15戦闘機が墜落。 幸い弾薬庫は無事でパイロットも脱出した。 ・12月17日 - 沖縄県の嘉手納基地を離陸したF/A-18ホーネット戦闘攻撃機2機 が空中衝突をおこし沖縄本島の東南沖の太平洋に墜落。 ・8月17日 - 沖縄県の嘉手納基地を離陸したハリアー戦闘機が沖縄本島西方の 粟国島付近に午後4時頃に墜落。 ・11月16日 - 沖縄県のキャンプ・シュワブでUH-1Nヘリコプターが墜落。 1995年 ・10月18日 - 沖縄県の沖縄本島より南へ約100kmの太平洋上でF-15戦闘機が 墜落。乗員は墜落前に脱出して無事だった。 1998年 ・7月23日 - 沖縄県のキャンプ・ハンセン内で米海兵隊所属のUH-1N輸送ヘリコ プターが着陸に失敗し、乗員4名が負傷した。 1999年 ・4月19日 - 沖縄県の第1海兵航空団第36海兵航空群(英語版)所属のCH-53E 輸送ヘリコプターが夜間訓練中に北部訓練場の沖合に墜落し、乗員4名が死亡 した。 ・6月4日 - 沖縄県の嘉手納基地で滑走路上にホバリングしていたAV-8B攻撃機が エンジンに異物を吸い込み、エンジンから火を吹いて墜落。パイロットは墜落 直前に脱出し無事だった。 2004年 ・4月3日 - 沖縄県嘉手納基地の第18航空団第44戦闘飛行隊所属のF-15C戦闘機 2機が神奈川県横田基地から山口県岩国基地へ飛行中、1機の燃料系統にトラブ ルが発生し、徳島県徳島空港に緊急着陸した。 ・6月16日 - 沖縄県でF/A-18戦闘機から金属部品が住宅地に落下。 ・8月13日 - 沖縄県普天間基地の所属のCH-53D輸送ヘリコプターが沖縄国際大学 の1号館北側に接触して墜落炎上。事故当時、大学は夏期休暇中で学生の数は少 なく、1号館内には大学職員など20数名がいたが幸いに怪我人は出なかった。 ヘリコプターの乗員3名負傷。 2006年 ・1月17日 - 沖縄県嘉手納基地の第18航空団第44戦闘飛行隊所属のF-15C戦闘機が 空対空戦闘訓練中、沖縄本島の東方100kmの北緯26度25分、東経128度44分の 海上に墜落。乗員は墜落前に緊急脱出し、アメリカ空軍の救難ヘリコプターに救出 された。嘉手納基地の事故調査委員会は4月7日に事故原因は、右エンジンの損傷 により機体コントロール装置が動作不良を起こしたため墜落したと発表した。 2009年 ・4月27日 - 沖縄県の嘉手納基地所属のヘリコプターHH-60 ペイブ・ホークが燃料 システムの不具合から沖縄県渡名喜村の村管理ヘリポートに緊急着陸。 2013年 ・5月28日 - 沖縄県の嘉手納基地所属のF-15戦闘機が沖縄本島東方約112kmの海上 に墜落。乗員は脱出して航空自衛隊の航空機に救助された。 ・6月5日 - 沖縄県の嘉手納基地所属のヘリコプターHH-60 ペイブ・ホークが沖縄県 東村高江の訓練施設内に緊急着陸。 ・8月5日 - 沖縄県の嘉手納基地所属のヘリコプターHH-60 ペイブ・ホークが沖縄県 宜野座村のアメリカ海兵隊基地キャンプ・ハンセン内の山中に墜落。 乗員4人のうち1人が死亡。 2015年 ・8月12日 - 陸軍所属のヘリコプターMH-60 ブラックホークが、沖縄県うるま市の 伊計島南東14kmの沖合で、海軍の輸送艦レッド・クラウドへの着艦時に回転翼が 船首マストのはしごに接触し墜落。乗員17人のうち6人が負傷(うち2人は研修の ために乗っていた、中央即応集団所属の陸上自衛官) 。 2016年 ・9月22日 - 米海兵隊のAV-8B ハリアー IIが、沖縄県の辺戸岬の東約153kmの 地点で墜落。パイロットは米軍の救助隊に救出された。 ・12月13日 - 沖縄県の普天間基地所属の輸送機MV-22 オスプレイが、沖縄県名 護市安部の沿岸部で墜落(あるいは不時着水)。乗員5人のうち2人が負傷。 ・12月13日 - 沖縄県の普天間基地所属の輸送機MV-22 オスプレイが、機体の不具 合から前輪が出ず、普天間飛行場に胴体着陸した。 2017年 ・1月20日 - 沖縄県うるま市伊計島の農道上に、普天間基地所属の攻撃ヘリコプ ターAH-1Z ヴァイパーが機体の故障により不時着。機体の破損はなく、 けが人もいなかった。 ・3月8日 - 沖縄県宜野座村のキャンプ・ハンセンで、ヘリコプターUH-1Yヴェノム から訓練のためつり下げた複数の車のタイヤが落下した。けが人などの情報は 入っていない。 ・10月11日 - 沖縄県の普天間基地所属のヘリコプターCH-53Eが北部訓練場付近の 牧草地に不時着し、炎上・大破した。乗員にけがはなかった。 ・11月22日 - 空母ロナルド・レーガン艦載機のC-2輸送機が沖ノ鳥島から北西約 150キロの太平洋上で墜落した。輸送機には11人が搭乗しうち8人は救助された が、3人が行方不明になっている。ロナルド・レーガンは当時海上自衛隊と共同 訓練を行っていた。 ・12月13日 - 沖縄県宜野湾市の普天間第二小学校の校庭に、上空を飛行中のCH- 53Eが約90センチ四方のアルミ製の窓枠を落下させた。落下時に飛んだ石が当た り男児1人が手にけがをした。同月7日にも普天間飛行場付近の保育園で同型機の 部品が見つかっていたが、こちらについて在日米軍は、米軍ヘリのものと認めた 上で飛行中の機体から落下した可能性は低いとしている。 2018年 ・1月6日 - 沖縄県うるま市伊計島の東側の砂浜に、普天間基地所属のヘリコプター UH-1Y ヴェノムが不時着した。機体の目立った損傷はなくけが人もいなかったが 、不時着した場所は最寄りの民家から約100メートル近くの場所だった。 ・1月8日 - 沖縄県読谷村儀間にある廃棄物最終処分場の敷地内に、普天間基地所属 の攻撃ヘリコプターAH-1が不時着した。機体に損傷はなく、住民やヘリの乗組員 2人にもけが人はいなかった。 ・1月23日 - 沖縄県渡名喜村渡名喜島のヘリポートに普天間基地所属の攻撃ヘリコ プターAH-1Z ヴァイパーが緊急着陸した。飛行中に警告灯が点灯したため予防 措置として着陸したという。 (飛べないときはこちらからどうぞ) ・・・ リンク先を見れば沖縄のみならず、日本各地で頻繁に事故が発生していることも 一目瞭然だ。 たとえ運よく死傷者が出なかったとしても、それはたまたまの 幸運であり、 あわや、というケースがほとんどなのである。 このような現実を前にしてみると、北朝鮮のミサイルよりも米軍機事故の危険の 方がはるかに高いことが解る。 役にも立たない対ミサイル避難訓練などをしている場合ではない。 何かと言えば 「国民の生命と財産を守る」 と勇ましく語る安倍首相が本気で国民の命を守る気 があるのなら、 最低でも日米地位協定の見直しくらいは口にして当然だ。 ************************
by grpspica
| 2018-01-27 15:56
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