mari日記:アメリカと言う名の「戦後の国体」 |
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2018年 07月 19日
一部ではその正確さが怪しいと言われている各社世論調査の内閣支持率だが、 こんなにもひどい政権の腐敗が露呈されている今でさえ、安倍政権を支持する 人々が3割前後もいる、という事実。いったいなぜなのか? と同時に、こんなに酷い目に遭っているのに、この国の人々はどこまで自民党が 好きなのか? なぜそんなに好きなのか? これらの疑問は今に始まったことではないが、私にはなかなか納得できる答えが 見つかっていなかった。 「長いものに巻かれろ」「寄らば大樹の陰」と言う諺でおなじみの主体性を望まない 性分の根強さは感じるところだが、ではなぜ、そんなにも主体性を持ちたがらないのか? ・・・という具合に疑問が堂々巡りをしているところで、最近見つけたのが、以下の記事だ。 少し前のものだが、その答えの一端が明らかに見えたので、こちらでも ご紹介してみよう。 ●政治学者・白井聡が語る〈安倍政権の支持率が下がらない理由とその背景〉 上記記事より ↓ 「対米従属は敗戦の結果余儀なくされたものであり、 復興のための手段であったはずが、自己目的化するに至ります。 そうなると、自分の頭で考える能力も意欲も失われてきます」 「戦後の国体」の受益者たちは、自らの権益を維持するために、 国体を守り抜こうとするはずです。そのために社会や人々がどれほど 不幸になろうが、彼らの知ったことでは ありません。 社会の側が止めない限り、彼らはそうするでしょう」 ・国体論 菊と星条旗 (集英社新書) 白井聡・著 2018/4/17 ●汝の敵を知れ―日本 『Know Your Enemy - Japan』(汝の敵を知れ―日本)という 有名な映画です。 戦争終結間際アメリカ政府が制作した日本とはどういう国かを解説した プロパガンダ映画ですが、部分的に事実とは違う個所も有るけれども 実に詳細にこの国の国民性を研究している作品です。 日本が敵国のことを知るまい、知らせまいとしたのと真逆の姿勢で、 こんな作品まで作るほど、アメリカ政府は合理的かつ実際的な戦略を持っていた。 現実を見れば、対日本戦後政策も、今に至るまで、大成功と言えるのでしょう。 私たちが強制されることもなく無意識かつ自主的にアメリカ追従をしてしまう程に。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ emiya 2018年06月09日 18:44 日記の主旨とは外れてしまうのですが、 現代版ミルグラム実験の結果だそうです。 個人的に合い通じる部分があるように感じました。 mari 2018年06月11日 09:47 > emiyaさん お返事遅れてすみません。 ご紹介ありがとうございます。 この実験のことは知っていましたが、 具体的な映像を見るのは初めてでした。 実験とはいえ、なんともおぞましいものですね。 でも、これは自分の中にもあるであろう人間の弱さだと確信します。 「私は大丈夫」などと私は言えません。 大きなものの力に抗うのはたいへんな勇気が要ります。 戦時中に戦争反対を言えば、即、治安維持法で逮捕・拷問 そして多くが殺されました。 それが解っていて言える人は稀でしょう。 どんな人でも自分の命と引き換えに正義を行うことは難しいのです。 もちろん、それでも自分の命と引き換えに発言し、行動した人たちはいました。 たとえ命懸けのことでなくても、自分の立場が揺らぐだけでさえも、 それを避けたがります。 そんな危険を冒すよりも、何も考えずに上の人や強い者に従った方が 楽なのです。 人間とは、そういう弱さを持った存在だということを まずは自覚しないといけないでしょうね。 だからこそ、かつての戦前・戦中のような社会になることは 絶対に防がなければなりません。 戦前回帰をめざす日本会議のような集団の跋扈を許してはいけないのです。 ちなみに、 「国のために命を捨てることこそ素晴らしい」 なんぞとほざいている人たちは、自分が命を捨てる立場になることを 想定していないか、よほど想像力の鈍い人なのでしょうね。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
by grpspica
| 2018-07-19 15:51
| 命・平和・人権
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