辺野古は関空になる! by 古殿宣敬 |
そんな事態になったのは、埋め立てた海の地盤が弱かったからです。
建設時から地盤沈下が問題となっていましたが、
「開港以来3mも沈み、毎年10cmずつ沈んでいる」とテレビで言ってました。
沖縄県のホームページで、公有水面埋立承認取消決定書を見ました。
取消処分の理由には、
「承認処分後の土質調査によって、C護岸計画箇所の非常に緩い砂質土又は非常に軟らかい粘性土のため地盤の液状化の危険性や当該箇所に護岸等を構築した場合には、圧密等による沈下等が生じる可能性があるものと認められる。」
と書かれています。
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土質については、「N値」で表され、N値が20以下の場合、液状化の可能性があるので、マンションなどを建築するときは、固い岩盤まで支持杭を打たなければならないとされています。
なんと辺野古沖は、N値が実際は0のところも多数みられるとのことです。
こんなところに護岸を作ると、滑動や転倒の可能性があります。
台風の高波や高潮が来れば、辺野古基地は、関空以上の惨状になるでしょう。
沖縄県の承認取消決定は、もっと国民に知らされるべきです。
こんなところに税金を投入して基地を作るより、防災のために税金を投入すべきです。
追記:9月11日付の神戸新聞の記事の概要
1994年に1期島」、2007年に「2期島」が開港した。
ターミナル1ビルとA滑走路がある1期島は、開港以来約3.5m地盤が沈下し、滑走路の海面からの高さは約2~3m。
2期島は1期島より約4m高く、1期島方向からの高波だったこともあり浸水を免れた。
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