今年(2017年)の4月は、韓国語と中国語の入門編が新しい先生だった。
韓国語の中島仁先生は、独自のメソッドを持っておられる。
中島先生には、以前中級を習ったが、初級は初めてだ。
感性より、理屈で教える先生。
その理屈も感性だけではどうにもならない部分をカバーするから、面白い。
面白いから、流し聞きしている。
2014年1月「ドリルで攻略!文法の基礎」を初めて受講した時は、
一体何を要求されているのか、わからなかった。
この文章を書くにあたって2015年10月のテキスト
「パターン別会話集で表現力アップ」も調べてみたが、
やはり問題集のように解答を求められ、頭がゴツゴツしてしまう。
やはり感性より、理屈で教える先生だ。
私の学習法は、感性に合う文章を自分が使えるようになるために覚えること、
私は感動した内容を美しい音で聴いた時のみ反応できるタイプの学生なのだ。
だから役所仕事のように表に書き込む問題集は、檻に入れられるようで嫌だった。
しかし中島先生の入門編では、下に貼ってあるように、
例えば、「もう」という1つの言葉で簡単に片付けられるテキストが多い中、
場合をもっと細かく示して、それに合わせた韓国語を対比しているところがいい。
これだと私が何が何だかわからないまま放っておいたところが整理できる。
素材を活かしたより魅力的な調理法を教えてもらうようだ。
特に イヂェ(이제) は混乱していたので助かった。
「グラつく頭で、実践できるかな?」と思いながら、
過去に覚えた例文と比べて、日本語を豊かにする。
日本語のゆたかな表現を忘れて「もう」だけで全てを済ませようとすると、
「もう」本当にひどい目にあう。
「うるさいなぁ、もうっ」と母親が子供に言う。
「もう、こんな亭主はいらない」と妻が夫に言う。
これは「これ以上こんな家族いらない」ということか?
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