シュナのこと、そしてインヴェンション by えりっく |
はい、えりっくと呼んでいただいて結構であります。
わかりにくくてすみませんw
>私たちはバッハの「お絵書き教室」の幼馴染みかも知れませね。
なんてお上手なことをおっしゃるのか・・・
思わず勢いのままに書き込みをしようとしてしまったので、落ち着くためにその辺りをインベンションとシンフォニアをお供にひとまわり散歩してからお返事を書くことにいたしましたw
まずは、我が家(といっても実家に住んでいて、今わたくしの部屋にいるわけではないのですが)の犬について。
気に入っていただけて、うちのシュナも喜ぶと思いますw
こやつはミニチュア・シュナウザーという犬種で、命名はわたくし。
「カール・ハインツ・シュナイダー」という名前です。
ドイツ犬なので、ドイツ名をと思い名づけたのですが、略してみんなシュナと呼ぶので犬種をそのまま名前にしたと 思われてしまいます。本当ならば、家族はファーストネームのカールと呼ばなくてはいけないんですがねw
まぁ、シュナで本人も納得しているようなのでおkです。
TOP画像は、彼(シュナ)がはじめて「海」というものに出会った時の写真なのです。珍しいものが大好き(そしてこわがり)の彼は、おおはしゃぎして足跡をはねのこしつつ跳んでいったのですが、結局「波」というものをみてこわごわと近づいている・・・っていうそんな絵ですw わたくしはその場にいなくて親から送られてきた画像なんですが、彼の動きが想像できて思わず笑ってしまい、気に入って使わせていただいております(本人には無許可ですが。。)
我が家の犬の話でこんなに長々しゃべってしまいました。申し訳ないです。
さて本題へ
>ある時は「さかさま」にしてしまおうか?です。
なるほど。彼の重要なテーマという感じがいたします。
彼の興味がバッハに向いた理由などをマサコさまやモニカさまはお知りなのでしょうか??もしよろしかったらお暇なときに教えていただきたいものです。
もし、彼がバッハを弾かなかったならばわたくしは彼の演奏を耳にすることはなかったかも知れません (あほな仮定ですが・・・汗)
>「10番が一番あなたらしい」
この一言でマサコさまが思い浮かんでしまいましたw
(もちろんなんとなく ですが。)
どんな人か`見る`ためには、インベンションを全部弾いてもらうのが一番いいのかもしれませんねww 新たな発見です。
>Iの14番は、弓道をするようで。
なるほど・・・確かにトリルが伸びるところは・・・
なにか曲全体的に、気を練っているというか、
早朝の弓道部の練習風景を横から眺めている気分になりましたw
たーんっ 弓矢を射る、すずやかな朝にきれいな姿勢の袴姿。
非常に納得です。
>Iの7番と9番は、まさに変人。
>今、すっかり忘れていた大好きなSの7番に行き当たりました。こんな人がいたら、いつかきっと会いたい!
7番について、なんですが。
Iの7番はこの中で準大好きな曲なのです。あまりに情緒的すぎる曲調がベストに行き着かなかった理由なのですが・・・
マサコさまがおっしゃられたことで はっ と思いました。
このI→Sにおける7番の流れは他のI→Sよりも意図的(つながっている意識が強い)ように昔から感じていたのです。Sの7番ではIの7番を輪にかけたようなグールドの`歌わせている`声が聞き取れますし。
マサコさまのようにグールドにくわしくないのに勝手に語っておりますので、全然見当違いの意見でしたら笑ってやってくださいねw
続きです。そして、この7番には大人の空気を感じます。
ある館の奥にたたずむ貴婦人の姿。なに不自由なく愛されている彼女は、かつて彼女が少女だったころの恋に思いを馳せているのです。それはよくない空想です。そんな想像をしてしまった自分に自己嫌悪の波(トリル)が襲います。だけど・・・
シンフォニアの7番へ
何不自由はなく、幸せな生活の果てにあるものがなんだったか
と彼女の想像は続いていきます。現実の世界は幸福な家庭であると頭では再認識するわけです。だけど、、。 終わり
のような、ひじょーに大人な話を感じました。
このモチーフはマサコさまの「優しくて変人」でインスパイアされたものです。これは=夫のことかなぁと思われますw
なんかいろいろ納得(自己完結?)してしまいました。
うれしいです。ふふw
>8番(単純性頑固)
爆w 非常におもしろくて笑っちゃいました(笑)
この曲の悲しみ方は確かに`単純性`であると感じます。
こんな曲も挟まないと、こっちの神経はささくれ立ってばっかで 知覚過敏になってしまいますよねw 好きな曲です☆
>5番(頑固)
Iの5番はシンプルで大好きです。こちらも準ベストかなぁ。
力強い出だしから、めげそうになる心を奮い立たそうとでもするかのようなメロディ。ピーターパンを必死で英雄にしようとする妖精のようなイメージが湧いてきます☆
あとはSの15番。好きですこれも~(きりがない
この曲はこれ単体だけでも映画になるような、、
それこそスターウォーズ三部作がたった1分で終わるような
そんな壮大なスケールを持った曲かなと思います・・・
っておおげさですねw
再びIの4番へ
わたくしの母親は家でピアノの先生をしてまして、、
しかし、わたくしはヤマ○音楽教室で集団レッスンと個人レッスンを受けに行っていたのです。片田舎の割りにはいい先生にめぐり合えまして、ピアノというものをその先生にほぼ習ったのです。そしてこのIの4番を、その先生の先生、東京からお見えになった先生から指導していただくことが数回だけあり、その先生から言われたことが今でも深く心に残っているんです。
「この曲は、宇宙の中で、広大な宇宙の中で、今ひとつの星が生まれようとしている。そして最後は爆発してしまう。そのように弾いてごらん?」と。
なんてすごい表現なのでしょう。
1オクターブに指を広げても届かない子に、そのような演奏が出来たらその子は天才ですよねw しかし、そんなイメージを持って弾いたりすることを必死で感じたことは事実であります。もっとうまくなりたかったなぁ・・・
>2、4、5、8、9、11、15は、グ-ルドがあまりステキだったのか、
Sの8番。
これも一番好きな曲として挙げるにふさわしい曲ですね。
これはグールドだから、、より素敵に感じてしまう、
そんな曲のように感じます。
うっとりして聴いていると、いつの間にか終わってしまってますw
なので、評価しにくいですね・・・っておいw
>数字に興味があり、こうしてトータルでチェックしていると、各数に相応しい曲想があるような気がしてきました。思い込み?
確かに・・・。今度自分が好きな曲番号を並べてじっくり考えてみようかと思います。非常に気になりますね。。
わたくしは、シンフォニアを弾く機会がないまま、ピアノをやめてしまっているので、マサコさまがうらやましいです。なにより、いろんなエディットの楽譜があるなんて! すばらしいです。。記録というものも、記憶も確かに不安定なものですね。わたくしも、マサコさまやモニカさまに出会えたおかげで、一番自分の心の奥底にある大事な`グールドのインベンションとシンフォニア`に改めて出会えた気がいたします。
こちらこそ、本当に感謝しております。
あまりの長文、まことにすみません。。
やりすぎました・・・今度から気をつけます!!w
ではでは えりっく
長文のお返事ありがとう。楽しいですね。
宇宙船に乗って、宇宙の果てまで行ってしまいそう。
またゆっくり書きますけれど、今は訂正だけ。
.....私がギターが大好きで、えりっくさんのお好きなSの12番やIの15番は、.......の部分、
SとI(シンフォニアとインヴェンション)が入れ違っていました。
「お好きなインヴェンション12番やシンフォニア15番は、....」
であるべきですね。
取り急ぎ。