わたしの憲法前文7 by ノリコ |
pledge our national honor to accomplish
these high ideals and purposes
with all our resources.
日本のわたしたちは、誓います。
わたしたちの国の名誉にかけて、
この気高い理想と目的を実現するために、
あらゆる努力をかたむけることを。
ここまでが憲法の前文です。前文は「ぜんぶん」と読みます。(「まえぶん」ではありませんし「全文」でもありませんよ。)なぜこの憲法を作るのかが書いてある部分です。
小さな部族間で血を洗う対立をしていたイロコイ族というアメリカ先住民がつくった「イロコイ連邦憲章」の精神の中には、日本国憲法にそっくりなところがいくつもあります。
アメリカ人には、自分たちのための新天地をつくるために先住民を駆逐しなければならないという思考と、そのことに傷ついている良心とが同居していて、そこから変な理想主義も生まれる。
このアメリカ先住民の思想が、建国宣言に影響を及ぼし、その精神の中のかすかな残ったモノが日本国憲法に生きている。
それがじつは1万年規模の歴史をもった「環太平洋の平和思想」に連なる日本民族の精神性と深い共鳴をもってきた。
(ノリコ注:私に質問しないで!)
「憲法を世界遺産に」66・72・134頁のアレンジ
最低投票率を設けると、「投票に行かない運動が起こるからダメだ」という人がいます。
でも憲法は単純多数で変えられないものとして戦後の人々が制定したのだから、変える基準はむつかしく、できるだけ多くの人の賛成がないと変えられないとすべきだと思います。