香盤池の秘密 byマサコ |

全てわかったから書く物語と、何だか訳がわからない内から放送するのと、どっちがいいかわからないのが、因縁霊話。
皆様お馴染みの霊談師、原真砂子は小野冬美さんの小説にも登場する....。
同姓同名でも、こちらはブスで人気がひとつもない。
去年の12月、ため池まわりを歩いたり、私の住んでいるところが弥生時代からの歴史があるところに近かったりと、気持ちが、はずんでいた。
日本史に全く興味がなく過ごした今までの人生が、一転、わが故郷の美しさを発見したせいである。
しかし何やらおかしい。
夜中は、必ず起こされる。家中、音がする。トイレの便座の保温スイッチがいつの間にか消えている。床暖房のタイマーのセットがいつの間にか解除されている。
神経がキンキンして年が開けた。
益々ひどい神経戦。
これは刑場だと気になっていた。
私にとって、生きている人が面倒くさくなっているように、
亡くなった人にもサービスが悪くなって、お茶ひとつ供えようとしない毎日だった。
余りの霊的な嵐に、夜中に1人で家中の電燈を点けたこともある。
ついに、「○○県のため池」という本を買ってみた。
読んでいると1580年、三木城陥落の際に、別所一族とその家臣たちが香盤池というところで皆殺しにされて埋められている場所があることを知った。
武士たちは、何という因縁を作ったのか?
羽柴秀吉の仕事だと言う。
折しもTVでは、1500−1600年代の時代物を放送している。
どうか、殺された方々の無念を思って、この記事を読んでいただければ幸いです。
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明石城は三木城落城の後、三木城の残された木材などを使って建築されたとも言われているようです。
歴史に疎いモ二カさん、硬い頭に閉口しながら、ネットで勉強しています。