料理とイタリーと錠剤のお話 by マサコ |
今年のサンマは豊漁のうえに小ぶりなので値が下がり、漁師さん達は儲からないという。それで油代も高いことだし、できるだけゆっくり船を動かしてあまり捕らないようにしていると聞いた。
小ぶりサンマと大型イワシは、青魚ということでは一緒でも、やはり味が違う。
ハイシーズンのごぼうとレンコンとを合わせてさんざん食べて・・・・
この秋は白米から「中華おこわ」を作るにの成功して機嫌がいい。竹の皮でまかないのでバーツァン(台湾料理)とは呼べないけれど)、かしわ(鶏肉)の油が米によく混じるように工夫して炊飯するとおいしくなる。
昨日は胃けいれん者が出た。私の食事のせいかと思ったが、ふたりとも夕食抜きで今日は快調。
グレン・グールドが「なぜ食事を(しなければならないの)?」
と鬱陶しがり、「ピル(錠剤)で食事を済ませられたら」と。
これは祖母のセリフと同じ。
祖母は調理もしていたので、それも面倒だったのだろう。
新聞によると「パーキンソン病」の薬として大日本住友製薬がこの3月から販売している「トレリーフ」が1錠(25mg)1084.9円、同じ会社の全く同じ成分の抗てんかん約「エクセグラン」は1錠(100mg)38.5円。100mあたりにすると113倍だそうだ。
一体全体こんな詐欺商法はどこからわき出るのだろう?
話はイタリーに飛んで、ローマで日本人相手にぼったくった老舗レストランが詐欺で通報されたことから、ローマ市長までが、「営業許可を取り消すべき」と発言。政界や芸能界と違って市民生活にはやくざは活躍しないでほしい。
紫式部とカマキリ
