日南レモン by マサコ |
日南レモンは、文旦,日向夏、ブレープフルーツ等が混じり合ったような味のする特別のレモン。
ジュースが多くて、皮が薄いから、絞りやすい。
ニューハーフというのか、柑橘類の大傑作。
イタリーはアマルフィに特別のレモンがあると聞いているが、どんな味なのだろう。
数年前、ある調査で、日南市は老後に住みやすい市とされていた。
お魚はおいしいし、スイトピーの名産地。
これにレモンが加われば、本当かもしれない。
究極のレモンチキン
かしわ 胸身だけ
レモン 日南レモンだけ
サトウ 中ザラメだけ
かしわは、お湯で油気をサッととる。
片栗粉を点けて、ニンニクオイルで、こんがり焼く。
日南レモンを数個絞り、溶かした中ザラメで好みの甘さに整える。
以上3つを合わせて、1日置く。
これが苦みのあるレモンだと、ややこしくなる。
かしわ モモ肉に醤油を少しふりかけ、こんがり焼く。
この時に付け合わせのリングオニオンとカッターで切った人参を
一緒に火を通しておく。
ゼリーソース
レモン汁に砂糖(黒以外なんでも可。甘さ控え目に)と日本酒に
溶き片栗粉を混ぜて固めのゼリーを作る。
トロミソース
同じものを少量の片栗で薄いトロミ状態のソースを作る。
こんがり焼いたチキンの回りにレモンの固ゼリーソース。
ついでトロミソースの黄色レモン汁をかしわ全体にかける。
庭のセリ風味の青味(パセリでもいい)をのせ、
蓋、あるいはラップをして、余熱で少し蒸して出来上がり。
子供に野菜のおいしさを教えるレモンチキン。
肉ばかりを追いかけないで、ゼリー風固まりや野菜と合わせて食べることを伝える一品。
チキンをくるんだり、上にのせて食べるための野菜は、数多く用意するといい。
だからチキンは、出来るだけ小振りに切っておくと便利かも!
パーティーなどで冷えても各自お皿に取ってから、チンしてもらえるから、気が離せる一品。